東松島市議会 > 2021-06-10 >
06月10日-議案説明、質疑、討論、採決-01号

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  1. 東松島市議会 2021-06-10
    06月10日-議案説明、質疑、討論、採決-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 3年  6月定例会(第2回)         令和3年 第2回東松島市議会定例会会議録(第1号)                                          令和3年6月10日(木曜日)                                                 出席議員(18名)    1番  浅 野 直 美            2番  土 井 光 正    3番  井 出 方 明            4番  手代木 せつ子    5番  千 葉 修 一            6番  齋 藤   徹    7番  石 森 晃 寿            8番  櫻 井 政 文    9番  小 野 幸 男           10番  五野井 敏 夫   11番  阿 部 としゑ           12番  長谷川   博   13番  小 野 惠 章           14番  阿 部 秀 太   15番  大 橋 博 之           16番  滝   健 一   17番  熊 谷 昌 崇           18番  阿 部 勝 德                                                 欠席議員(なし)                                                 説明のために出席した者   《市 長 部 局》      市         長    渥  美     巖      副    市    長    加  藤  慶  太      副    市    長    小  山     修      総   務  部   長    髙  橋  義  則      復 興 政 策 部 長    浅  野  吉  彦      市 民 生 活 部 長    内  海  光  義      保 健 福 祉 部 長    佐 々 木  寿  晴      兼 社 会 福 祉事務所長      建   設  部   長    小  野  尚  志      産   業  部   長    山  縣     健      会  計  管  理  者    平  塚  孝  行      復興政策部地方創生担当部長  髙  橋  諒  太      兼地方創生・SDGs推進室長      総務部総務課長兼工事検査室長 勝  又  啓  普      兼選挙管理委員会事務局長      併固定資産評価審査委員会書記長      総 務 部 財 政 課 長    藤  田  英  俊      総 務 部 防 災 課 長    奥  田  和  朗      総 務 部 市 民協働課長    柏  木  淳  一      復興政策部復興政策課長    八  木  哲  也      復  興  政  策  部    森     祐  樹      復 興 都 市 計 画 課長      市民生活部市民生活課長    鈴  木  勝  利      保  健  福  祉  部    小  山     隆      高 齢 障 害 支 援 課長      保健福祉部健康推進課長    片  倉  義  和      兼新型コロナウイルスワクチン      接 種 推 進 室 長      保  健  福  祉  部    大  槻     敦      子 育 て 支 援 課 長      建 設 部 建 設 課 長    小  山     篤      建 設 部 建 築住宅課長    津  田  富  彦      建 設 部 下 水 道 課長    五 ノ 井  勝  浩      産 業 部 農 林水産課長    大  崎  昌  宏      産 業 部 商 工観光課長    難  波  和  幸   《教育委員会部局》      教    育    長    志 小 田  美  弘      教   育  部   長    小  山  哲  哉      教 育 委 員 会 教 育部    相  沢     進      学 校 教 育 管 理 監      教 育 委 員 会 教 育部    樋  熊  利  将      生 涯 学 習 課 長      兼 東 京オリンピック・      パラリンピック推進室長   《農業委員会部局》      農 業 委 員 会事務局長    青  山  幸  次   《その他の出席者》      建設部建築住宅課長補佐    安  倍  浩  司      建 設 部 建 築 住 宅課    武  田  和  也      建   築  係   長      建 設 部 下 水 道 課    斎  藤  健  治      施 設 整 備 係技術主任      市民生活部市民生活課長補佐  菊  地  昭  男      兼一般廃棄物最終処分場所長                                             《議会事務局》      議 会 事 務 局 長    齋  藤  友  志      議  会  事  務  局    菊  池  大  樹      議 事 総 務 課 主 査      議  会  事  務  局    小  山  美  奈      議 事 総 務 課 主 事        議事日程 第1号 令和3年6月10日(木曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定について 第 3 諸般の報告 第 4 市長の行政報告 第 5 令和3年度市政執行についての所信 第 6 議案第47号 農業委員会委員の任命について 第 7 議案第48号 農業委員会委員の任命について 第 8 議案第49号 農業委員会委員の任命について 第 9 議案第50号 農業委員会委員の任命について 第10 議案第51号 農業委員会委員の任命について 第11 議案第52号 農業委員会委員の任命について 第12 議案第53号 農業委員会委員の任命について 第13 議案第54号 農業委員会委員の任命について 第14 議案第55号 農業委員会委員の任命について 第15 議案第56号 農業委員会委員の任命について 第16 議案第57号 農業委員会委員の任命について 第17 議案第58号 農業委員会委員の任命について 第18 議案第59号 農業委員会委員の任命について 第19 議案第60号 農業委員会委員の任命について 第20 議案第61号 農業委員会委員の任命について 第21 議案第62号 農業委員会委員の任命について 第22 議案第63号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につい            て 第23 議案第64号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について 第24 議案第65号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一            部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について 第25 議案第66号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について 第26 議案第67号 令和3年度下浦住宅2号棟大規模改修工事請負契約の締結について 第27 議案第68号 字の区域を変更することについて 第28 議案第69号 令和3年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について 第29 議案第70号 令和3年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について 第30 議案第71号 令和3年度東松島市下水道事業会計補正予算(第1号)について                                                  本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 入退場一覧  11時13分  15番  大 橋 博 之議員  退場  11時14分  15番  大 橋 博 之議員  入場    午前10時00分 開会 ○議長(小野幸男) ただいまから令和3年第2回東松島市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付してある議事日程第1号をもって進めます。  今定例会には、説明及び答弁のため、市長をはじめ関係行政機関の長等の出席を求めております。  報道機関より今定例会中撮影の申入れがありますので、これを許可いたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小野幸男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において7番石森 晃寿さん、8番櫻井 政文さん、以上の2人を指名します。 △日程第2 会期の決定について ○議長(小野幸男) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は本日から6月21日までの12日間にしたいと思いますが、これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、会期は本日から6月21までの12日間に決定しました。  お諮りします。6月11日、6月17日は、議案等精査及び委員会審査等のため休会といたします。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、6月11日、6月17日は休会と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小野幸男) 日程第3、諸般の報告。  報告書をお手元に配付しております。  事務局職員より概要を説明いたさせます。議会事務局長、説明。 ◎議会事務局長(齋藤友志) 諸般の報告の1ページを御覧ください。令和3年第1回定例会以後の議会の主な動向について報告いたします。  監査・検査については、令和3年1月、2月、3月分の例月現金出納検査結果報告書が提出され、既にその写しを配付していますので、ご確認をお願いいたします。  専決処分の報告についても、既にその写しを配付していますので、ご確認をお願いいたします。  議案等の受理及び撤回については、受理件数59件であり、全て原案のとおり可決、答申等をしております。なお、撤回はありませんでした。  次に、4ページを御覧ください。請願、陳情、要望はありませんでした。  5ページを御覧ください。総務常任委員会は2回開催し、所管事務調査の報告、一部事務組合議会議員の選挙に伴う候補者の推薦等を行いました。また、総務常任委員会を含む全ての常任委員会及び議会運営委員会で委員長及び副委員長を互選しております。  民生教育常任委員会は3回開催し、新型コロナウイルス対策の現状と課題について整理したほか、大浜湿地整備事業の現地確認、一部事務組合議会議員の選挙に伴う候補者の推薦、所管事務調査事項の検討等を行いました。  6ページを御覧ください。産業建設常任委員会は3回開催し、一部事務組合議会議員の選挙に伴う候補者の推薦のほか、所管事務調査事項の検討等を行いました。  財務常任委員会は4回開催し、令和3年度の予算審査、付託議案の審査方法等についての協議のほか、所管事務調査事項の検討を行いました。  7ページを御覧ください。広報常任委員会は4回開催し、議会懇談会で出された課題に関する市長への提言内容やフェイスブックの運用、議会だよりの構成等について協議いたしました。  議会運営委員会は8回開催し、議事日程の調整等を行いました。  8ページを御覧ください。視察来庁、全国市議会議長会基地協議会及び同協議会東北部会の行事はありませんでした。  全国市議会議長会については5月26日に第97回定期総会、東北市議会議長会については4月15日に第73回定期総会がそれぞれ書面により開催されております。  宮城県市議会議長会の行事はありませんでした。  9ページを御覧ください。会派の異動については、3月31日に3会派が解散し、4月30日に新たに3会派が結成されております。  10ページを御覧願います。正副委員長の選任の報告については、記載のとおりであります。  その他の動向については、初議会における議会体制が5月7日に整っております。  11ページを御覧願います。閉会中の所管事務調査については、記載のとおり各委員会で決定しております。  議員全員協議会は1回開催し、人事案件について協議いたしました。  会派代表者会議は4回開催し、初議会までのスケジュール等の確認、五ノ井 惣一郎議員の逝去に伴う今後の動向等について協議いたしました。  最後に、12ページから14ページまでは、各種案内行事等への議長出席、その他、表彰等についてであります。  以上で諸般の報告の概要説明といたします。 ○議長(小野幸男) これで諸般の報告を終了します。 △日程第4 市長の行政報告 ○議長(小野幸男) 日程第4、市長の行政報告。  市長より行政報告の申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議員の皆さん、おはようございます。皆様のご出席をいただき令和3年第2回市議会定例会が開催されますことに対し、厚く感謝申し上げます。  それでは、令和3年第1回定例会以降の行政執行の主なものについてご報告申し上げます。  2月13日は、23時7分に福島県沖を震源とする震度5弱の地震が発生し、直ちに市の災害対策本部を立ち上げるとともに、各避難所の開設を指示しました。  18日は、赤井南小学校の放課後児童クラブの増築お披露目式を行いました。増築の完成により、川前集会所を利用していた高学年の児童も、学校地内で一堂に会して利用できる環境が整いました。  19日は、矢本海浜緑地パークゴルフ場の累計利用者数が開場から2年を経ずに8万人を達成し、その記念セレモニーを行いました。夕方、第55回新型コロナウイルス感染症対策本部会議の後、医師である桜井 充参議院議員から新型コロナウイルス感染症に関する講話をいただきました。  25日は、加藤副市長が特別交付税3月交付に向け、総務省黒田事務次官等に要望を行いました。  26日は、令和2年度第4回地区自治会長会議に出席し、令和3年度予算の概要等、市の政策や取組を自治会長に報告し、各自治会の課題等について意見交換を行っております。  27日は、奥松島運動公園に隣接する「奥松島クラブハウス」のオープニングセレモニーに出席しました。奥松島クラブハウスは、宮城県の財政支援と市有地の貸与により整備され、今後奥松島運動公園の指定管理者としても期待しております。  東日本大震災から10年目となる3月11日は、正副議長に同道いただき、大曲浜の上台墓地、滝山公園、大塚の洞安寺、野蒜の震災復興祈念公園で献花を行っています。その後、市の市民体育館において、東日本大震災追悼式を執り行い、ご遺族参列の中で、犠牲となられた方々を追悼するとともに、今後も震災を語り継ぎ、被災者に寄り添った「心の復興」に重点を置く施策を誓い合いました。  19日は、3月末で任期が切れる全国自治体からの派遣職員の皆様と意見交換を行いました。派遣元自治体の取組の中で、本市でも取り組めることについて、今後導入してまいりたいと思います。その後、株式会社ソフトバンク主催インターンシップ事業「TURE―TECH」の報告会に出席しました。我が国のトップ大学の学生たちが市の課題解決について考え、提案いただくものであり、「市内スポーツ団体の会員獲得及び活性化に向けた戦略施策」など、5つのテーマの提案を受けました。それぞれの提案はとてもすばらしいものであり、すぐにも取り組むべき事業については、担当課に検討を指示しております。  20日は、コミュニティセンターNPO法人東松島市体育協会・東松島市スポーツ少年団、スポーツ合同表彰式に出席しました。途中で宮城県沖を震源とする強い地震が発生し、津波注意報が発令されたため、急遽市役所に戻り、市災害対策本部を立ち上げ、市内のパトロール、各避難所開設等を指示しました。  21日は、引き続き市災害対策本部において、地震被害等の情報収集等の対応を行い、その後宮城県石巻合同庁舎において、宮城県知事が緊急に開催した「新型コロナウイルス感染症対策に係る市町村長ウェブ会議」に出席しました。  23日は、午前中に宮城県都市計画道路である矢本門脇線「定川復興大橋」、午後からは県道奥松島公園線「宮戸復興道路 松ケ島橋」の開通式に出席しました。特に定川復興大橋については、私が県議時代に強く県当局に要望しての完成であり、今後東松島市の産業振興等に大きな効果があることから、完成は私にとって感無量でもありました。  新しい年度となる4月1日は、市コミュニティセンターにおいて年度初めの式を執り行い、部課長職員、新規採用職員、国の地域おこし企業人制度を活用した日本航空株式会社からの派遣職員にそれぞれ辞令交付を行いました。その後、宮城県石巻合同庁舎に赴き、東部地方振興事務所長東部土木事務所長、石巻保健所長に年度初めの挨拶を行い、本市への支援と協力を引き続きお願いしてまいりました。  2日は、市コミュニティセンターにおいて、「令和3年度転入教職員服務宣誓式」に出席し、今年度から東松島市で教鞭を執る教職員に対し、私の教育に対する考え方を話し、子供たちへの導きをお願いしております。その後、宮城県知事召集の緊急の市町村長ウェブ会議のため、宮城県石巻合同庁舎に赴き、石巻市長、女川町長とともにオンラインでの会議に出席し、宮城県が国から「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」の対象区域とされたことについて意見交換を行いました。会議終了後、市役所で第60回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、市職員に宮城県の蔓延防止施策の情報伝達を図りました。  4日は、2日の市町村ウェブ会議の決定を受け、宮城県から「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」の内容が示されたことから、東松島市商工会長にも参加いただき、緊急の「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催し、情報共有を図るとともに、翌5日からの「まん延防止等重点措置」について、市内飲食事業者等対象者に周知を図っております。  19日は、赤井の里で始まった高齢入所者の新型コロナウイルスワクチン接種の状況を視察しました。医師、看護師、施設職員の協力の下、円滑に接種が進んでおり、今後の集団接種も同様に円滑に進められると感じました。  20日は、ひびき工業団地において、株式会社サワの第4工場となる新工場建設の地鎮祭に出席しました。年度内の完成により30人から50人の雇用が見込まれるなど、本市の働く場の創出に大きく寄与していただくものと考えております。  26日は、議員の皆様と市選挙管理委員会主催の当選証書付与式に出席し、証書を受け取りました。市長2期目となる市政運営に当たり、地方創生のトップランナーをめざすとの決意の下、市政推進に尽力してまいります。午後からは、いしのまき農業協同組合鳴瀬支店において、東松島地域農業再生協議会第1回担い手総合支援部会に出席し、農業経営アドバイザーの皆様に委嘱状を交付し、今後の新規就農者等へのサポートをお願いしました。  27日は、宮城県石巻合同庁舎で「新型コロナウイルス感染症対策市町村長ウェブ会議」に出席しました。「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」期間の延長に伴い、飲食店への協力金の支給等について、村井宮城県知事をはじめ県内の市町村長と意見交換を行いました。午後からは、東松島市防災会議に出席し、東松島市地域防災計画の修正や令和3年2月13日福島県沖及び令和3年3月20日宮城県沖地震に係る被害状況、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所備品整備について意見交換しております。  30日は、2期目の初登庁及び就任式に臨み、職員訓辞で課長補佐以上の各部課長等職員に対し、今後の行政運営の抱負を述べました。その後、臨時部課長会議、市総合計画推進本部会議に出席し、今後の市政運営について、さきに策定した東松島市第2次総合計画後期基本計画に沿って進めていく旨指示しました。  5月1日は、9時27分に発生した宮城県沖を震源とする地震に対応するため、直ちに市災害対策本部を立ち上げ、情報収集を行いました。大きな被害もなく、避難所も開設しましたが、避難者はありませんでした。  6日は、石巻市に移転した宮城復興局を訪問し、本市の復興事業への協力を要請しました。その後、石巻市役所に出向き、齋藤 正美石巻市長を表敬訪問し、これからの石巻広域圏の取組について意見交換を行ってまいりました。  7日は、東北防衛局を訪問し、本市の消防庁舎等の防衛省補助事業採択に改めてお礼を述べ、その後補助事業対象工事について意見交換を行ってまいりました。その後、新たな議員構成となった臨時議会に出席して、挨拶しております。  8日は、緊急に開かれた「新型コロナウイルス感染症対策宮城市町村長ウェブ会議」のため、宮城県石巻合同庁舎に赴き、「新型コロナウイルス感染症に係るまん延防止措置等」について、村井宮城県知事及び県内市町村長と意見交換を行いました。  11日は、全国的に人口減少が叫ばれる中、本市においても出生数及び人口の減少が進み、看過できない状況と考え、加藤副市長をリーダーに、小山副市長をサブリーダーとする「地方創生・人口減少対策プロジェクトチーム」を立ち上げるとともに、第1回の会議を開催し、具体的な施策を検討しております。午後から、宮城県庁を訪問し、村井 嘉浩宮城県知事に2期目就任の挨拶と今後本市で進める「道の駅構想」や「令和の果樹の花里づくり」などについて、宮城県の協力を求め、知事からも協力していく旨のお話をいただきました。その後、宮城県議会、宮城県総務部長・企画部長・農政部長・市町村課長等に2期目就任の挨拶をしました。また、本市からの派遣職員の受入先の「産業立地推進課」及び「財政課」を訪問し、各課長への就任挨拶と市職員に対する指導をお願いするとともに、本市職員への激励を行ってまいりました。  13日は、市役所応接室において、東松島市商工会長を交えて東松島夏まつり打合せを行い、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、開催は厳しいとの結論に至りました。  17日は、砂像の世界大会の優勝者であり、本市の地域おこし協力隊員ともなっております保坂 俊彦さんが矢本駅前に砂でつくったサンドアートが完成しましたので、お披露目式に出席いたしました。  18日は、東松島市商工会の橋本会長と航空自衛隊松島基地を訪問し、津田司令と航空祭の件で意見交換をいたしました。津田司令からは、松島基地が主催する航空祭については、現下のコロナ禍の中で開催は厳しいとのことでしたが、11月に計画している本市の産業祭の中で、ブルーインパルスの展示飛行の協力は可能とのことであり、今後東松島市商工会等の関係機関と協議することとしております。その後、東松島市建設業協会が作成した震災記録誌の贈呈式に出席しております。夜は、東松島夏まつり実行委員会執行部会に出席し、中止となる夏まつりや航空祭について意見交換を行いました。  19日は、上町学習等供用施設の改修が完成し、オープニングセレモニーに出席しました。今回の改修は、防衛省の補助事業としてエレベーターの導入やトイレの改修等を行っており、和室等のリニューアルについては今後行う旨、その場でお話をしております。  20日は、株式会社アルファテクノをはじめ5社からの市内小・中学校への「空気清浄機」355台の贈呈式が赤井南小学校で開催され、教育長と出席し、御礼してきております。  21日は、宮城県国道協議会に出席し、国交省などから今年度の事業についての説明を受け、今後本市が進めていく「矢本駅南北通路」や踏切の拡幅、「道の駅構想」について、国の事業を有効に活用したいと考えております。  22日は、午前中に市内小学校の運動会に出席しております。午後から、本市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場となった矢本西市民センターと野蒜市民センターを視察しました。医師をはじめ看護師の皆さんは、事前演習を行っていたため、大きな混乱もなく、無事に初日を終えることができました。  25日は、東北地方整備局長及び仙台河川国道事務所長を訪問し、国道45号線上下堤地区の道路かさ上げの早期整備や「道の駅」構想、市内の踏切拡幅工事について要望してまいりました。  28日は、大崎市古川で開催された江合・鳴瀬・吉田川水系改修促進期成同盟会及び鳴瀬川総合開発促進期成同盟会総会に出席しました。その後、仙台市内で全国過疎地域連盟宮城県支部総会があり、今年度から旧鳴瀬町地域が過疎地域に指定されたことに伴い、初めて全国過疎地域連盟宮城県支部総会に出席しました。その後、宮城県市町村水産業振興対策協議会総会、臨時市長会議、令和3年度宮城県市町村長会議にそれぞれ出席しました。市町村長会議では、新型コロナウイルス感染症対策に関し、64歳以下のワクチン接種の推進に向け、私からはワクチンの必要量の確保を村井知事に直接要請しました。  29日は、早朝、矢本東まちづくり協議会フラワーロード植栽事業に出席し、午後からは小野市民センターと赤井市民センターで実施されたワクチン集団接種の視察を行いました。赤井市民センターでは、安住 淳衆議院議員が視察に訪れており、本市の取組を説明いたしました。  6月1日は、東北防衛局長が本市を訪れ、これまでに防衛省の補助事業として実施した矢本海浜緑地パークゴルフ場休養施設や東松島消防署を視察いただくとともに、今後本市が改修などの整備を希望している小野市民センター、矢本運動公園、ここはテニスコートとか、武道館及び体育館を案内しております。そして、市内、こちらに戻って図書館等も案内しております。  5日は、矢本東市民センターの新型コロナウイルス感染症対策ワクチン集団接種会場に、前厚生労働副大臣高階 恵美子参議院議員、本県出身でございます。そして、医師である羽生田 たかし参議院議員が接種会場視察に訪れました。高階議員及び羽生田議員と桃生郡医師会の石垣会長及び宍戸副会長、仙石病院及び真壁病院の看護部長、宮城県東部保健福祉事務所長等を交え、要望と、そして意見交換を行いました。  6日は、東松島市総合防災訓練を実施しました。今回の訓練では、新型コロナウイルス感染症対策を施した避難所の開設訓練を矢本東小学校で行い、鳴瀬庁舎及び航空自衛隊松島基地とのウェブ伝達訓練も行いました。  8日は、夕方から桃生郡医師会の石垣会長及び宍戸副会長が来庁され、今後実施する64歳以下のワクチン接種について意見交換を行っております。  以上、第2回東松島市議会定例会に当たっての行政報告といたします。 ○議長(小野幸男) 以上で市長の行政報告を終了します。 △日程第5 令和3年度市政執行についての所信 ○議長(小野幸男) 日程第5、令和3年度市政執行についての所信。  市長より発言の申出がありますので、これを許可します。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 新たな議員構成で迎えた令和3年第2回定例会の開催に当たり、私の市政執行に係る所信について、その一端をここに申し述べます。  市議会議員各位をはじめ、広く市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。  1、これまでの取組成果。  私は、平成29年4月29日に東松島市長に就任し、以来、市長選挙で掲げた7つのマニフェストの実現に向け、最大限の取組を進めてまいりました。  まず、そのマニフェストの1つ目の「復興の加速・完結」については、国及び宮城県との太いパイプを最大限に生かし、関係事業の予算確保と取組推進に努めてまいりました。  その結果、復旧・復興事業は、一部の繰越事業を除き、令和2年度末で、復興交付金計画ベースで99%の進捗率に達し、おおむね完結しております。  その中で、私が目指してきた「単なる復興にとどまらない創造的復興」の象徴として、宮城県及び防衛省の全面的な協力により、矢本海浜緑地再整備の中でパークゴルフ場及びクラブハウスを平成31年4月にオープンすることができました。  また、人口減少を食い止める「地方創生」の象徴として、令和2年4月には、石巻圏域で初となる私立全寮制の「日本ウェルネス宮城高等学校」の誘致・開校が実現し、今年4月には、進入生45人を新たに迎え、全生徒数は67人となっております。  次に、マニフェスト2つ目の「企業誘致等による働く場の創造」については、トップセールスによる企業誘致等に努めた結果、大曲浜の「みそら工業団地」では、41区画中、立地済み及び立地手続中の区画が、現在38区画になっているとともに、令和3年3月には、同団地に立地している企業32社により「みそら工業団地協議会」が設立されております。  あわせて、国・宮城県及び本市の助成制度の活用により、ひびき工業団地及びグリーンタウンやもと工業団地の立地企業に工場増設を支援するなどした結果、本市全体で、4年間で延べ約500人の雇用を生み出しております。  次に、マニフェスト3つ目の「基幹産業の農業・水産業の振興」については、農業では、宮城県の支援も得て、圃場整備の推進に努めるとともに、様々な振興策に取り組んだ結果、市内では、トマトやイチゴのハウス栽培などを中心に、震災以降新たに20の農業法人が設立され、令和3年3月には、市内25法人により、法人全体の経営向上と本市の農業振興を目指して「東松島市農業法人等連絡協議会」が設立されるとともに、一部の農業法人では、6次産業化の取組も始められております。  また、水産業については、国のグループ補助金によるカキ・ノリ加工施設の復旧、漁港などの生産基盤の整備及び担い手の育成等の結果、本市の水産の中心であるカキ・ノリの合計で震災前を超える出荷額となっております。  次に、マニフェスト4つ目の「子育て支援の充実」については、人口の維持・確保に向けて極めて重要な施策と考え、具体的な取組として、民間活力を活用し、午後8時まで預かり保育が可能な民間保育園を矢本地区と赤井地区にオープンしました。  また、放課後児童クラブについては、小学校の校地または隣接地に全ての施設を整備するとともに、従来の午後6時までの保育時間を午後7時まで延長して運営しております。  次に、マニフェスト5つ目の「健康・福祉・医療」については、令和2年3月20日のギリシャから本市への東京オリンピック聖火到着を記念して「スポーツ健康都市宣言」を行い、市民のスポーツ振興と健康づくりの機運醸成を図りました。  また、先ほど申し上げた矢本海浜緑地パークゴルフ場については、オープン後2年間で8万9,000人に利用され、市民の健康増進に大きく寄与しております。  さらに宮城オルレ奥松島コースを開設し、年間約7,000人の方に本市を訪れていただき通年観光の実現も図られております。  加えて、令和2年10月には震災で被災した奥松島運動公園の移転整備が完了しました。  これにより、鷹来の森運動公園とともに、市民の健康増進に向け、市民への利用推進が図られるとともに、各種スポーツ大会が開催され、本市の交流人口拡大にも大いに寄与するものと考えております。  また、福祉・医療については、震災からの心の復興に向けた高齢者の見守り事業等を継続するとともに、地域包括支援センターの拠点拡大、救急医療病院への支援、地元医師会との連携体制構築など、きめ細かな対応に努めております。  次に、マニフェスト6つ目の「学力向上と文化振興」の取組については、令和元年度は、小中学校の夏休みを5日間短縮して学習時間を確保するとともに、令和2年度には、国のGIGAスクール構想に沿って、全ての市内小中学校で電子黒板の設置及び1人1台の電子タブレット整備などを進め、ICTも用いて学力向上を図っております。  また、小中学校のエアコン整備についても、宮城県内自治体に先駆けて全て完了し、学習環境の充実を図っております。  さらに、文化振興については、文化庁・宮城県教育委員会と連携して取組を進めた結果、本市の「赤井官衙遺跡群」が、令和3年3月に国史跡に指定されるとともに、今年5月には、特別名勝松島「大浜田湿地」の整備が完了しております。  次に、マニフェスト7つ目の「松島基地との共存共栄及び県の施設活用」については、防衛省補助採択を受け、矢本海浜緑地パークゴルフ場クラブハウス及び東松島消防署の整備、上町学習等供用施設の改修を行うとともに、市コミュニティセンターの大規模改修に着手しております。  また、防衛省及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への要望の結果、東京オリンピック大会の聖火が、本市の松島基地に国内で最初に令和2年3月20日に到着しております。  加えて、宮城県との関係では、私としても強く要望した結果、被災した「松島自然の家」が宮戸地区に復旧整備され、平成29年のキャンプ場などの野外活動フィールドのオープンに続き、160人収容可能な宿泊棟及び体育館などが今年4月オープンしております。  また、主要幹線となる県道都市計画道路矢本門脇線は、定川に架かる橋の令和3年3月供用開始をもって、本市分の全てが供用開始されております。  2、今後の市政推進の基本的な考え方と令和3年度の取組について。  今後の市政推進の基本的な考え方でありますが、私は、今年4月25日執行の市長選挙に立候補して無投票により当選し、4月29日から第2期目の東松島市長としての任期がスタートしました。  その任期のスタートに当たり、私としては、今回の市長選挙で公約に掲げたとおり、令和2年12月に市議会の議決を得て策定した「東松島市第2次総合計画後期基本計画」を具現化することを今後の市政推進の基本と考えております。  具体的には、地方創生及びSDGsを基調とし、まちづくりの将来像「住み続けられ持続・発展する東松島市 ―地方創生のトップランナーをめざす―」を実現するため、「産業の成長促進と働く場の確保」、「地域全体で次代を担う子どもたちを支える学びと子育て環境の充実」、「安全・安心で誰もが快適に生き生きとし暮らせる市民協働の地域社会」の3つを基本理念として、5つのまちづくりの方向性に沿って、具体的な施策推進を図ってまいります。  以下、5つのまちづくりの方向性に沿って、令和3年度の主な取組を申し述べます。  初めに、まちづくりの方向性1の「産業と活力ある住みたくなるまち」についてでありますが、基幹産業としての農林水産業の活性化に向け、令和の果樹の花里づくりの取組を市内農業法人と一体となって行うとともに、圃場整備の促進、治山林道の整備、漁港の整備を進め、今年11月には農業・水産業に商業・工業を加えた総合的な「産業祭」を開催することとしております。  次に、地域の資源を生かした観光の振興については、三陸縦貫自動車道矢本パーキングエリア隣接地への道の駅整備に向けた基本・実施設計等を進めるとともに、今年3月に観光庁から東北6県で初めて本市が選定された「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル地区」のメリットを生かし、研修や市民への周知PRを行うほか、引き続き各種の情報媒体による本市の観光情報発信に努めてまいります。  また、商工業振興・企業誘致と働く場の確保に向け、赤井柳の目地区北工区の約3.6ヘクタールの産業用地造成整備を順調に進めているところであり、令和4年10月の造成工事完了を目指すとともに、市内の土取り場跡地等を活用した新たな産業用地の整備に向けた適地調査、市内企業の雇用確保に向けたインターネットによる情報発信に取り組むほか、引き続き創業への支援等に努めてまいります。  さらに、移住・定住の促進に向け、本市内での職業体験等を行う移住・定住モニターツアー、空き家活用に向けた持ち主の意向調査とともに、新たに「好きです東松島おかえり事業」等により、移住・定住の一層の促進を図ってまいります。  次に、まちづくりの方向性2の「子育てしやすく誰もが健康で安心して暮らせるまち」については、子育て環境の充実に向け、大曲放課後児童クラブの新築整備に向けた取組を進めるほか、引き続き子供を産み育てるサポート体制の充実を図ってまいります。  次に、高齢者・障害者等への支援充実については、地域包括支援センターの充実を図り、障害者の社会参加や自立の支援体制づくりに努めてまいります。  また、健康づくりの推進に向けて、市民の意識醸成と健康づくり活動の充実に努めるとともに、後ほど申し上げますとおり、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期してまいります。  さらに、心の復興と地域コミュニティの充実については、独り暮らしの高齢者を中心にして、見守り活動などを通じて、引き続き心のケアに努めるとともに、地域コミュニティの拠点整備については、大島・小分木地区集会所の整備、小野市民センターの大規模改修に向けた防衛省との協議等を進めてまいります。  なお、地区自治会活動に係る交付金及び市民センターの指定管理の在り方について、よりよい方向に向け検討してまいります。  次に、まちづくりの方向性3の「次代を担う人材を育む学びと文化・スポーツのまち」については、子供たちの可能性を広げ伸ばす学力向上に向け、教職員の指導力向上とともに、国のGIGAスクール構想に沿って整備した児童生徒1人1台のタブレット端末や電子黒板等の活用、家庭学習の推進等を図ってまいります。  さらに、コミュニティ・スクールの一層の充実により、地域と一体となって子供を育てる環境づくりに努めるとともに、不登校及びいじめ対策については、学校巡回相談員や子どもの心のケアハウス等と連携し、きめ細やかに対応してまいります。  また、学校の施設整備として、赤井南小学校の増築及び大規模改修工事、矢本第一中学校のプール改築工事及び校庭拡張工事、大曲小学校改築工事設計などを進めてまいります。  次に、地域と一体となった豊かな心の育成と生涯学習の推進については、先ほど申し上げたとおり、本市の活動拠点である市コミュニティセンターの大規模改修工事を実施するとともに、市民センターや芸術文化団体との連携を図ってまいります。  また、文化の継承と創造については、奥松島縄文村や里浜貝塚史跡公園とともに、赤井官衙遺跡群や大浜田湿地の情報発信と活用を進めてまいります。  さらに、全世代にわたるスポーツの振興については、「スポーツ健康都市」として、本市の充実した運動体育施設を生かし、東北・全国大会等の大規模なスポーツ大会の誘致を進めるとともに、市民がスポーツに親しむ機会の一層の充実を図ってまいります。  また、矢本運動公園のテニスコート及び武道館、加えて図書館について、防衛省の補助採択に向けての協議を進めてまいります。  次に、まちづくり方向性4の「災害に強く安全で快適で美しいまち」については、災害に強いまちづくりの推進に向け、本市の防災拠点の東松島消防署庁舎が昨年完成したことから、その拠点機能を効果的に活用し、防災訓練の充実や消防団員の確保、自主防災組織の研修など、防災体制の強化を図ってまいります。  次に、消防・交通安全・防犯体制の強化に向けては、各種周知に努めるとともに、自動車運転トレーニングアプリによる高齢者ドライバーの交通事故防止など、消防・警察等関係機関と連携して市民の意識向上と体制充実を図ってまいります。  また、快適で美しい自然環境の形成と保全については、フラワーロード植栽などの花の香るまちづくりや地域一斉清掃活動など、市民の皆様とともに、環境美化に取り組んでまいります。  さらに、再生可能エネルギーの活用については、国が新たに脱炭素社会の実現を目標に掲げており、本市としては、一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)の新電力事業やスマート防災エコタウンなどの取組とともに、今後、国の動きを注視しながら、関係する取組を進めてまいります。  次に、良好な住環境の整備については、若い世代を中心にした人口の維持・確保のため、良質で安価な住宅地の提供に向け、市街化区域の拡大に係る調査・検討を行うとともに、公園施設長寿命化対策として、都市公園の遊具等の改修を実施してまいります。  次に、安全で利便性の高い交通環境の充実に向けては、デマンドタクシー「らくらく号」について、昨年度、宮城県の交付金を活用して車両3台の更新を図っており、今後も利用者の利便性向上に努めるとともに、市道の改良や橋梁の長寿命化を進めてまいります。  また、JR矢本駅の南北自由通路整備については、引き続き基本調査を行っており、今後も市内の踏切の改良も含めてJR東日本及び国土交通省との調整・協議を進め、早期の整備を図ってまいります。  次に、まちづくりの方向性5の「持続可能な行財政運営が図られ市民から信頼されるまち」のうち、効率的で持続可能な行財政運営については、これまで申し上げた各種施策の実現に向け、何よりも本市の健全財政を持続していくため、財政状況を市民に定期的に分かりやすく示すとともに、引き続き国及び宮城県の財源の有効活用を図り、計画的かつ安定的な財政運営を進めてまいります。  その中で、今年度新たに、本市鳴瀬地区が国から過疎地域に指定されており、今後、関係する制度を有効に活用してまいります。  また、市職員については、研修充実により資質向上を図るとともに、これまで進めた課長補佐・係長制のメリットを生かし、市民に分かりやすく、機動的・効率的な市役所の体制構築に努めてまいります。  次に、国・宮城県等との連携については、これまで築いてきた国、宮城県、航空自衛隊松島基地、友好都市各自治体等との友好関係を一層強化するとともに、民間企業や大学、NPOなど多様な主体との連携を深めてまいります。  このうち、民間企業との連携については、本市が良好な関係を築いてきた日本航空株式会社(JAL)から、東北6県で初めて、総務省の「地域活性化企業人制度」を活用し、今年4月から2年間、同社の社員2人が派遣され、本市では総務部総務課イメージアップ担当課長補佐及び産業部商工観光課セールスアップ担当課長補佐として任命・配置しております。  また、利便性の高い行政サービスの提供については、市政懇談会や地区自治会長会議などを通じて、地域の意見の施策への反映に努めるとともに、多様な手法による行政情報の提供、国の動きを踏まえたデジタル化の推進、爽やかで明るい市民窓口サービスの提供を進めてまいります。  3、新型コロナウイルス感染症に係る対応についてであります。  私は、これまで申し述べた各種施策を実現する上で、その基盤となるのは市民の安全・安心と考え、このため、現在、最も大きな課題となっている新型コロナウイルス感染症について、ワクチン接種の迅速かつ効果的な推進及び感染防止並びに経済対策に全力を尽くしてまいります。  このうち、ワクチン接種については、地元桃生郡医師会の全面的な協力をいただきながら、医師会と、あと看護師会も含めてでございます。そして、薬剤師会にも協力いただいておりますが、これらの皆さんに協力いただきながら、65歳以上の市民について、7月末までに接種を終えるよう取り組んでいるところでございます。  また、64歳以下の市民については、10月までにワクチン接種を完了できるよう、7月から65歳以上の方と並行してワクチン接種を行う方向で、現在桃生郡医師会と調整しております。  あわせて、感染予防については、マスク着用、手洗い及び手指消毒、密集回避等の徹底に向け、引き続き啓発活動を行ってまいります。  加えて、経済対策については、額面総額3億9,000万円の3割増し商品券を7月10日から発行するとともに、事業者への各種協力金や融資対策など、東松島市商工会と密接に連携し、引き続き迅速かつ効果的な対応に努めてまいります。  4、所信推進に向けて。  以上、市政執行に係る私の所信の一端を申し述べてまいりました。  新型コロナウイルス感染症の拡大など、先行きの見通しが極めて難しい中で、私は、何よりも揺るぎない信念を持って市政運営を行うことが、市民の皆様の不安を払拭するとともに、将来への希望を持っていただく上で重要であると考えております。  このため、市長2期目のスタートに当たり、東松島市第2次総合計画後期基本計画に沿って、まちづくりの将来像「住み続けられ持続・発展する東松島市 ―地方創生のトップランナーをめざす―」の実現に向け、市民の皆様からの信頼を第一に置き、これまで培った国・県との太いパイプを生かしながら、決断と実行力を持って、積極果敢に様々な取組を進めてまいります。  引き続き、市民の皆様及び市職員と一体となって市政運営に邁進してまいりますので、議員各位の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の所信の表明といたします。  令和3年6月10日、東松島市長 渥美 巖。 ○議長(小野幸男) 以上で令和3年度市政執行についての所信を終了します。  暫時休憩します。    午前10時56分 休憩                                              午前11時08分 再開
    ○議長(小野幸男) それでは、再開します。 △日程第 6 議案第47号 農業委員会委員の任命について △日程第 7 議案第48号 農業委員会委員の任命について △日程第 8 議案第49号 農業委員会委員の任命について △日程第 9 議案第50号 農業委員会委員の任命について △日程第10 議案第51号 農業委員会委員の任命について △日程第11 議案第52号 農業委員会委員の任命について △日程第12 議案第53号 農業委員会委員の任命について △日程第13 議案第54号 農業委員会委員の任命について △日程第14 議案第55号 農業委員会委員の任命について △日程第15 議案第56号 農業委員会委員の任命について △日程第16 議案第57号 農業委員会委員の任命について △日程第17 議案第58号 農業委員会委員の任命について △日程第18 議案第59号 農業委員会委員の任命について △日程第19 議案第60号 農業委員会委員の任命について △日程第20 議案第61号 農業委員会委員の任命について △日程第21 議案第62号 農業委員会委員の任命について ○議長(小野幸男) 日程第6、議案第47号 農業委員会委員の任命について、日程第7、議案第48号 農業委員会委員の任命について、日程第8、議案第49号 農業委員会委員の任命について、日程第9、議案第50号 農業委員会委員の任命について、日程第10、議案第51号 農業委員会委員の任命について、日程第11、議案第52号 農業委員会委員の任命について、日程第12、議案第53号 農業委員会委員の任命について、日程第13、議案第54号 農業委員会委員の任命について、日程第14、議案第55号 農業委員会委員の任命について、日程第15、議案第56号 農業委員会委員の任命について、日程第16、議案第57号 農業委員会委員の任命について、日程第17、議案第58号 農業委員会委員の任命について、日程第18、議案第59号 農業委員会委員の任命について、日程第19、議案第60号 農業委員会委員の任命について、日程第20、議案第61号 農業委員会委員の任命について、日程第21、議案第62号 農業委員会委員の任命についての16件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第47号から議案第62号までの東松島市農業委員会委員の任命について、提案理由の説明を申し上げます。  本市の農業委員については、現在の委員16人が7月7日に任期満了を迎えることから、農業委員会等に関する法律の規定に基づき、新たな委員の任命について同意いただきたく提案するものであります。  今回の提案に当たり、法律の定めに基づき、今年の2月8日から3月9日まで、市報等で、農業者、農業団体、農業法人から委員候補者等を公募したところ、定数16人に対し、14人の推薦と2人の応募がありました。  これを受け、東松島市農業委員候補者評価委員会に諮った結果、16人全員について、農業に関して識見を有し、農地利用の最適化推進などの農業委員会所掌事項の遂行に適任と判断されたことから、その任命について提案するものであります。  詳細については、議案参考資料1ページの資料1―1から17ページの資料1―17までをご参照願います。  以上、議案第47号から議案第62号までについてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  議案第47号 農業委員会委員の任命についてから議案第62号 農業委員会委員の任命についてまでの議事を中止します。 △日程第22 議案第63号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第22、議案第63号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第63号 東松島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、法律に基づき令和2年4月1日から国及び地方自治体で導入された会計年度任用職員について、国家公務員に係る人事院規則及び宮城県職員に係る宮城県条例を踏まえ、本市においても会計年度任用職員に対する育児休業及び部分休業に係る取得要件及び取得期間等を規定するものであります。  具体的には、在職期間が1年以上であり、一定の日数以上の出勤がなされているなどの条件を満たす会計年度任用職員について、育児休業については原則として子が1歳に到達する日まで、部分休業については子が3歳に到達する日までの一定の時間、それぞれ休業することを認めるものであります。  詳細については、議案参考資料18ページの資料2―1から25ページの資料2―2までをご参照願います。  以上、議案第63号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 議案第63号の19ページの中に、(イ)、その養育する子が1歳6か月に達する日までにその任期が満了すること、また会計年度任用職員として引き続き採用されないことが明らかでない会計年度任用職員という形で表現ありますけれども、確認なのですが、本市におけるその会計年度任用職員というのは、単年度更新、単年度契約というふうなことでちょっと伺っていたかとは思いますが、この文で見ますと、引き続き採用されないことが明らかでない、つまり採用されるというふうなことを前提のような文面に思われるのですが、その辺はどういうふうな解釈をすればよろしいですか。 ○議長(小野幸男) 総務課長。 ◎総務部総務課長兼工事検査室長兼選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(勝又啓普) 法令の中では、このような参考資料にある表現を使用しているものでございますが、具体的にご説明を申し上げますと、議員がただいまおっしゃられたとおり、1年ごとの雇用契約となってございまして、本市におきましては毎年採用試験、これは面接試験でございますけれども、行った上で翌年度の採用者を決定するということになっております。法令上では、翌年度採用されないことが確定していないということでございますが、実態といたしましては試験によって採用が決定するものですから、可能性として採用される可能性がどなたにでもあるという解釈で運用していくということになります。したがいまして、毎年度採用につきましては採用試験に基づいて公平に行う、採用された場合につきましてはこの育児休業が適用されるということになります。 ○議長(小野幸男) 2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 今の回答は理解できたのですが、その場合は本市において、もし育児休業の申請があった場合には、その分が欠員というか、定数減になってしまいます。その際には、そういうふうな感じの事態が発生したときには、当然補充というような形でもって新たにその方の補充をするというようなことでよろしいのでしょうか。 ○議長(小野幸男) 総務課長。 ◎総務部総務課長兼工事検査室長兼選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(勝又啓普) 質疑にお答えをいたします。  補充という考えでございますけれども、基本的には必要な人員を毎年度、計画的に1年間の任期をもって採用するということになりますので、実際といたしまして、採用時の公平な判断の中で、例えば4月1日からマンパワーが必要な場合に、その前提となる方々を雇用するかというところにつきましては、また別な判断になろうかと思います。その中で、例えば応募される方につきましては、どの程度その期間を育児休業されるのかとか、そういったところは面接の中で確認をしながら、弾力的な運用をしていくということになりますので、そのような対応を考えてございます。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第63号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第63号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第23 議案第64号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第23、議案第64号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第64号 東松島市学習等供用施設設置条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、学習等供用施設の設置を定める本条例の規定から、浜須賀地区学習等供用施設及び亀岡地区学習等供用施設の2つの施設を除くものであります。  具体的に、浜須賀地区学習等供用施設は、東日本大震災による津波被害及び防災集団移転促進事業の実施に伴い、地区の人口が大きく減少するなど、地区の学習等供用施設としての役割を終えたことから、今後普通財産に用途転用し、物品等の保管倉庫として使用することとしております。  また、同じく東日本大震災の被害を受けた亀岡地区学習等供用施設は、解体工事を今年3月に完了し、代替施設である亀岡地区集会所を昨年12月に供用開始しております。  詳細については、議案参考資料26ページの資料3―1及び資料3―2をご参照願います。  以上、議案第64号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第64号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第64号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第24 議案第65号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について ○議長(小野幸男) 日程第24、議案第65号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第65号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の条例改正は、介護保険制度の見直しに伴い、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する厚生労働省令が令和3年4月1日に施行されたことから、それぞれの基準に従い運用している本市の4つの条例について、一括して所要の改正を行うものであります。  具体的には、各条例の一般原則及び基本方針を規定している条文に、一部改正された厚生労働省令と同様に、利用者の人権の擁護、虐待の防止等のための体制整備とその従業者に対する研修実施の措置を明記するとともに、各事業者は介護保険等関連情報、その他必要な情報を活用し、事業を適切かつ有効に行うよう努めなければならない旨を加えるものであります。  また、今回改正された省令には、施行日から令和6年3月31日までの経過措置期間が設けられているため、条例の附則においても同様の経過措置規定を設けるとともに、法律改正に合わせ、条例中の引用条項を整理するものであります。  詳細については、議案参考資料27ページの資料4―1から29ページの資料4―2までをご参照願います。  以上、議案第65号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第65号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第65号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第25 議案第66号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について ○議長(小野幸男) 日程第25、議案第66号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第66号 東松島市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。  本条例は、建築基準法第49条の規定に基づき、東松島市の特別用途地区における建築物の制限に関し必要な事項を定めており、このうち罰則を規定する第14条の規定について、その根拠となる建築基準法の関係条項を踏まえ、引用条項を整理するものであります。  詳細については、議案参考資料30ページの資料5―1から31ページの資料5―2までをご参照願います。  以上、議案第66号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第66号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第66号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第26 議案第67号 令和3年度下浦住宅2号棟大規模改修工事請負契約の締結について ○議長(小野幸男) 日程第26、議案第67号 令和3年度下浦住宅2号棟大規模改修工事請負契約の締結についてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第67号 令和3年度下浦住宅2号棟大規模改修工事請負契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。  市営下浦住宅2号棟は、建築後48年が経過し、建物本体の電気、機械、給排水設備及び外壁、内装が経年劣化するとともに、物置及び自転車置場においても改修が必要なことから、国土交通省所管の補助率2分の1の社会資本整備総合交付金の採択を受け、大規模改修工事を行うものであります。  当該工事については、去る5月13日に執行した制限付一般競争入札の結果、4社から応札があり、久我建設株式会社が落札したことから、工事請負契約を締結しようとするものであります。  なお、予定価格は2億8,427万3,000円で、落札率は88.097%でありました。契約金額については2億5,043万7,000円で、去る5月18日に仮工事請負契約を締結しております。  工事の概要については、建物本体の外壁、屋上、内装などの改修工事及び耐震補強工事一式、電灯、弱電設備などの電気設備改修工事一式、換気、給排水などの機械設備改修工事一式を行うものであり、住宅各戸についても居住者の利便性を考慮し、これまでの3Kから2LDKに改修するものであります。  工事期間については、議決を賜った日の翌日から令和4年2月15日までとしております。  詳細については、議案参考資料32ページの資料6―1から37ページの資料6―6までをご参照願います。  以上、議案第67号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) ただいまご説明いただきましたが、この2号棟に関しまして、アスベストの撤去、これも入っているのではないかなというふうに思いますけれども、具体的にはどの辺にどの程度のアスベストあるのか。  それと、あともう一つ、この2号棟以外にもアスベスト入っているというふうな可能性ありますけれども、これに対する対応をどのように今後考えているのか、その辺お尋ねします。 ○議長(小野幸男) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) では、議員さんの質疑に回答いたします。  今回アスベストを含んでいる場所につきましては、天井材になりまして、天井材で使っておりますボード材の石綿のフレキシブルボード、あと同じく居室、トイレ等の天井に吹きつけ材のひる石が使用されております。今回の工事では、そちらのほうは全て除去する方向で進んでおります。  あと、その他の建物においても、アスベストが含有した建物は下浦3号棟、同様に同じ場所にアスベストが含まれている部屋がありますが、下浦3号棟につきましては来年工事予定となっておりまして、そちらの工事の際に撤去する予定であります。  以上です。 ○議長(小野幸男) 10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 今るる説明受けましたけれども、アスベスト、これ今々騒いでいる問題でございませんので、かなり前から、何十年も前から世間では騒いでおったというふうに確認しておりますが、やはりこういうものは何かのついででなくて、もっともっと早くやるべきではないかなというふうに思います。  次に、予定しておる3号棟に関しても同じことなので、十分入居者に周知徹底して、その辺はご理解いただきながらやっていただきたいというように思います。答弁要りません。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 今回の入札については、制限付一般競争入札という形で入札を行って、その入札落札金額をちょっと私も眺めていたときに、最低制限価格2億2,740万に関して、大体その227万前後でもって今回も皆さんこの応札をしているというような状況です。これに対して、市長、どのような所見なのかをいただきたいというのと、あともう一つ、ここの、いつも私お話ししていますが、建築工事ですけれども、当然建築、電気、建築設備工事があるわけなのですが、それの工事費の割合、金額とその割合をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 土井 光正議員の質問にお答えいたします。  今回の議案につきまして、入札状況なのですが、もちろん基本的には制限付一般競争入札ということでやっておりまして、4社からの応札、そして予定価格が2億5,843万でありまして、これに対して基本的には本市の最低制限価格の基準というのがあるのです、基準価格というの。これは、基本的には要するに、この設計金額に対してべらぼうに安くして、粗悪なものを造っては駄目ですよという問題がありまして、やはり一定の基準があるのですが、その基準が今回の場合は91.548%ぐらいになっているのです。普通の自治体では、それを参考にして、その程度のところで最低制限価格を出すのが一般的なのですが、本市の場合はこれまでも、そういう流れのあった中でも、結局それをやりますと不調に終わることも結構あるのです。それ以上安く入れてしまうということで、不調になることも多いのです。そんなことで、私はこの最低制限価格、基準価格からさらに3.555%引いて、87.993%としてこの金額が2億2,740万という形になっておりまして、そういう面でそれに対して落札した方が88.097という形になっておりまして、石巻に所在しておりますそれぞれの4社がそれなりの一定の基準で、算出で入札してくれたものではないかなと思っております。この最終的な88.097というのは、本当に厳しい価格です。厳しい価格で競争しているのではないかなと思っております。 ○議長(小野幸男) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 私のほうからは、2点目の工事費等割合について回答いたします。  今回の工事、建築工事については工事費が1億9,330万6,000円、割合としまして68%、電気設備工事については3,695万5,000円で、割合は13%、機械設備については工事費が5,412万円となっており、割合は19%、合計で2億8,427万3,000円となっております。 ○議長(小野幸男) 2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 市長のほうから所見いただきまして、私もちょっとこの数値を見たときに、今の復興特需が終わって、業者の方々がやはり仕事を欲しがっている、つまり仕事をしたいというふうな意気の中で、かなり最低制限価格に近い形でもって今回競争したのではないかなと実は考えております。その中で、今ちょっと課長のほうからも電気、それから機械設備の金額、それから割合関係を出していただいたわけですけれども、要は電気関係、機械関係というようなものも別発注にすることによって、もしかするとその電気専門、あるいは機械関係の専門業者もそういう形でもって、今厳しい状況の中で仕事を請け負うことができるのではないかなというようなことをちょっと実は考えておりました。  そういうような話で今ちょっと質問したわけですが、ただその中で、今回は久我建設さんのほうで一応応札して、落札、仮契約まで終わったというふうな話ですが、その際例えば電気、それから機械関係は必ず建築の場合には下請に出すわけです。では、そうしたときに、下請の業者を、例えば市内の事業者でも十分力ありますので、それを市内の事業者ができるような仕組みというようなものを考える必要があるのではないかなと思っていまして、このような質問をさせていただきました。ちなみに、その制限付一般競争入札というふうな話の中で、例えばよく今までお話しされている総合評価をこれに取り入れて、条件の中に下請は市内業者というような条件を入れれば、もっとかなり市内の事業者も仕事ができるのではないかなというように考えておりますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 去年から総合評価、一部土木関係やっているのですが、今年からは土木関係は全て総合評価でいこうということに決めております。あと、金額の小さいやつは、従来のような形になると思います。Bクラス、Cクラスでやる事業です。Aクラスでやる事業は、基本的には総合評価が土木はいいのではないかなと。あと、この建築に関しても、総合評価やるのは大事なことだと思っているのですが、ただ例えば石巻の業者とか、仙台の業者が900点とか、何百点以上になると、本市には建築業者あんまりいなくなるのです。  そうすると、総合評価の評価の仕方というのが多少変わってくるのかなとも思ったり、あとはやっぱり総合評価やれる、建築関係もできるだけ総合評価にしたいのですが、私とすれば現在この総合評価しないものですから、今までしていないものですから、市内にはそういう形で建築業者の支店とか、営業所を出さないでずっと今まで来ているところも結構多いのです。やっぱりそれはまずいのではないかということで、今後総合評価することによって、東松島市にも何々会社の東松島営業所なり、支店を出してもらうことが結果的にはいいのではないかということで、そういう方向性をこれから取り入れるように指示しているというのが今のところでございます。あと、その総合評価については、今後そういうものを含めて、そのものによってやれるものはできるだけ総合評価で建築もやっていくということで理解いただきたいと思います。  あと、その他については、担当のほうから説明させます。 ○議長(小野幸男) 財政課長。 ◎総務部財政課長(藤田英俊) 総合評価について、若干市長の補足をさせていただきたいと思います。  土木につきましては、昨年度執行という形でさせていただきまして、今年度から本格運用ということで、基本的に4,000万円以上の工事については、全て総合評価でやっていきたいということで今進めているところでございます。建築につきましては、本年度から試行という形でスタートしたいというふうに考えておりまして、既に5月に市内に建築で登録しております業者さんに対しての説明会を実施して、今後7月以降、建築の工事の中から内容をピックアップしながら進めていきたいなというふうに考えている状況でございます。  まず、総合評価、土木も基本的には同じ条件ではやるのですけれども、市長言ったとおり、市内にある業者さんが有利な形にはなっている状況でございます。一応市内に本店がある業者さんにつきましては、総合評価での加点の点数が3点という形になっておりまして、市内に支店、営業所ありでも2点、何もなければゼロ点という形で、ここで二、三点の差がつくような形でやっている状況でございます。そういった形で、市内でもある程度、建築業者さんが少ないものですので、こういった形で支店なり、本店なりが移ってくればなという状況ではございます。  下請のこれを加点に入れるかどうかにつきましては、ちょっと今後の研究という形にさせていただきたいというふうに思います。現状、今回建築の部分を導入するに当たりまして、他市町村の状況等も確認したのですけれども、どこでもそういったような導入をしているところはなかったという状況でございまして、今回の試行的なスタート時点でもその条件は入れていませんので、今後ちょっとそういったような形で、そういう先進事例があれば研究していきたいなというふうに考えてございます。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第67号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第67号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第27 議案第68号 字の区域を変更することについて ○議長(小野幸男) 日程第27、議案第68号 字の区域を変更することについてを議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第68号 字の区域を変更することについて、提案理由の説明を申し上げます。  平成27年度から宮城県が事業主体として受益面積145.4ヘクタールで実施している農山漁村地域復興基盤総合整備事業、奥松島地区のうち、宮戸1分区について、土地改良法に基づく換地処分が令和4年2月から予定されております。  この土地改良事業により、区画の形状、土地の境界、農用地に接する道路等の位置が変更され、従前の字の区域では1筆の土地に分断が生じることになるため、令和3年5月14日付で宮城県から字の区域の変更申請書が本市に提出されております。  このため、宮城県からの申請に基づき、当該議案のご可決をいただくとともに、その後本市が宮城県への通知及び告示を行うものであります。  なお、申請された字の区域の変更については、農用地、道路及び水路に係るものであり、住居等への影響はありません。また、告示した字の区域の変更に係る効力については、宮城県が換地処分の公告を行った翌日から発生するものです。  詳細については、議案参考資料の38ページの資料7―1から40ページの資料7―3までをご参照願います。  以上、議案第68号についてご審議の上、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第68号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第68号を起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  暫時休憩します。    午前11時51分 休憩                                              午後 1時28分 再開 ○議長(小野幸男) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。 △日程第28 議案第69号 令和3年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について △日程第29 議案第70号 令和3年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について △日程第30 議案第71号 令和3年度東松島市下水道事業会計補正予算(第1号)について ○議長(小野幸男) 日程第28、議案第69号 令和3年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について、日程第29、議案第70号 令和3年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、日程第30、議案第71号 令和3年度東松島市下水道事業会計補正予算(第1号)についての3件を一括議題とします。  市長より提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 渥美 巖 登壇〕 ◎市長(渥美巖) 議案第69号 令和3年度東松島市一般会計補正予算(第4号)について提案理由を説明申し上げます。  今回提出した補正予算は、令和3年度当初予算が市長の改選を控えた骨格予算であったため、政策的事業及び一定の経費を伴う道路等ハード事業について、事業内容等を精査し、計上するものであり、所信表明で申し上げたように、東松島市第2次総合計画後期基本計画の具現化を図るための補正予算となっております。この結果、歳入歳出予算額は、既定の予算総額に7億3,800万円を追加し、総額を215億1,540万円として編成しております。また、債務負担行為補正では、大曲小学校改築事業等の追加を行っております。さらに、地方債補正では、道の駅整備事業等を追加するとともに、地区センター集約化整備事業等で事業費見直しに伴う変更をするものであります。  それでは、歳入歳出予算のうち、歳出の主な内容からご説明申し上げます。まず、総務費では、企画費の定住化促進事業に本市の人口の維持、確保と住み続けられるまちづくりに向け、本市及び宮城県の出身者や在住経験者等の本市への移住を進めるため、移住に係る引っ越し等の一定の費用を支援する好きです東松島おかえり事業助成金750万円のほか、移住定住モニターツアー業務委託料504万4,000円及び空き家調査業務委託料300万円を計上しております。また、道の駅整備に係る経費として、事業用地及び休憩施設の実施設計業務委託料4,900万円のほか、道の駅整備に係る経済波及効果推計業務委託料100万円を計上しております。  同じく、総務費のまちづくり費に、整備予定の大島・小分木地区集会所について、管理用備品購入費120万円を計上するとともに、当初はなかったのですが、給水管工事というのがこれ大きく新たにかかるようでございまして、この部分については1,000万計上しております。  次に、民生費の児童措置費に独り親世帯以外の子育て世帯生活支援特別給付金等3,625万円を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、国の方針に沿って低所得者の子育て世帯のうち、独り親世帯以外の世帯で令和3年度の住民税が非課税等の場合、児童1人当たり5万円の給付金を支給するとするものであり、財源は全額国庫補助金であります。なお、独り親の子育て世帯については、既に国の財源により補正予算措置をしておりまして、5月11日に該当世帯には給付済みであります。  次に、衛生費の保健衛生総務費に、地域医療体制のさらなる充実を図るため、当初予算で昨年同額の800万円を計上しておりましたが、東松島市救急医療体制確保補助金について200万円を増額計上するものであります。  また、母子衛生費では、国の不妊治療に係る特定治療支援事業について、当初予算で1人15万円の助成金を計上しておりましたが、今回本市独自に5万円をかさ上げするための経費として特定不妊治療助成金150万円を増額計上しております。  次に、農林水産業の事業費の農業振興費に、農業法人全体の経営向上と本市の農業振興を目的に、市内の25農業法人により、今年の3月設立された東松島市農業法人等連絡協議会への補助金10万円を新たに計上しております。また、今年11月開催を計画している本市の農業、水産業、商業、工業の総合的な産業祭に係る負担金300万円を計上するとともに、令和の果樹の花里づくり事業に係る樹木等維持管理委託料として100万円を計上しております。  次に、商工費の観光費では、今年3月に本市が東北地方で初めて、全国で20地区、昨年が5地区、今年の3月に15地区選ばれているのが、日本版持続可能な観光ガイドライン2021年度モデル地区というのが選定されました。昨年の5地区は、例えば京都とか、岐阜の白川村とか、沖縄県とかになっておりまして、今年15地区選ばれたのが、こちらからいうと北海道の小樽とか那須塩原とか、箱根とか佐渡とかというような、これが今年度の15、合わせて20の自治体が日本版持続可能な観光ガイドライン2021年度モデル地区に選定されているということで、これらの各種研修やアドバイザー派遣、市民への周知等に係る経費、合計150万円を今回計上させていただいております。  同じく、企業誘致推進費では、今年3月にみそら工業団地の32社により設立されたみそら工業団地協議会の運営補助として、企業連絡協議会補助金20万円を計上しております。また、宮城県の産業用地整備促進事業補助金、これは県内で10市町村だけですよということで、県の予算で1億ぐらい取ってあるようですが、これを活用しまして、県内では10市町村だけです、対象は。市内の土取り場跡地等を活用した新たな産業用地の適地調査のための経費1,000万円を計上しております。  さらに、経済対策に新型コロナウイルスまん延防止等重点措置に係る協力金支給経費として、新型コロナウイルスまん延防止対策協力金1,400万円を計上しております。具体的には、宮城県が国の新型コロナウイルスまん延防止等重点措置を踏まえて、酒類等を提供している飲食店について、今年の4月5日から5月11日まで、夜9時以降の営業を自粛した場合に協力金を支給したところであります。これは、1日4万円ということで124万円にしているのですが、それで通常で夜9時前に営業を終了している飲食店は、これは対象にならないのです。8時半にやめている人とか、そういうのは全然対象にならない、飲食店、お酒を出して。そういう人たちも救済していかなければならないのではないかということもありまして、本市としては協力金の対象とならなかった飲食店についても、新型コロナウイルス感染症に一定の対策を講じていることを考慮しながら、本市独自に1店舗当たり30万円の協力金を交付するものであります。加えて、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置により、経営面で影響を受けた市内のタクシー事業者及び代行運転事業者等、これら多少これからも増やす可能性もあるのですが、こういう業者についても新型コロナウイルス感染症に一定の対策を講じている場合、協力金を支給するという考えであります。なお、協力金の財源については、全額宮城県の新型コロナウイルス感染症対応事業者支援市町村補助金、これを充てて、市の一般財源等は投入していないというのが条件で、県の補助金をいただいて計上しているということでございます。  次に、土木費では、道路橋梁費の道路新設改良費に赤井堀西4号線改良舗装工事費5,600万円、作田浦・月観14号線改良舗装工事2,230万円を計上しております。  同じく、土木費の都市計画総務費に良好な住環境の整備のため、市街化区域拡大に向けた調査検討経費1,000万円を計上しております。  さらに、公園費に新沼公園及び大溜公園の遊具を更新するために、都市公園長寿命化対策工事費1,000万円を計上しております。  また、消防費では、非常備消防費に東日本大震災の行方不明者捜索のための経費160万円を計上するとともに、本市で今年の8月開催予定の宮城県消防操法大会が国のほうが中心になったということで、宮城県のほうもこれ中止になりましたことから、関係経費を減額しております。  次に、教育費では、小学校費の学校教育施設費に大塩小学校高圧受電設備更新工事費5,509万4,000円を計上するとともに、大曲小学校改築工事設計業務委託料2,988万円を計上しております。  また、学校給食センター費に、来年度から小中学校の給食費を市が直接徴収するための学校給食費徴収管理システム導入経費1,200万円を計上しております。  次に、災害復旧費では、今年2月13日発生の福島県沖地震及び3月20日発生の宮城県沖地震による災害の復旧及び補修等の費用として、小中学校復旧に係る公立学校施設災害復旧費3,334万5,000円、震災復興伝承館の修繕に係る公共施設災害復旧費37万2,000円、里浜漁港等の復旧に係る漁港災害復旧費1億3,170万円を計上しております。  次に、歳入についてご説明申し上げます。国庫支出金の民生費国庫補助金に子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金3,235万円及び子育て世帯生活支援特別給付金事務費補助金390万円を計上しております。これは、歳出で申し上げた独り親世帯以外の子育て世帯生活支援特別給付事業に充てるものであります。  また、県支出金の商工費県補助金、新型コロナウイルス感染症対応事業者支援市町村補助金1,400万円を計上しており、歳出で申し上げた新型コロナウイルスまん延防止対策協力金に充てるものであります。  同じく、商工費県補助金に宮城県産業用地整備促進事業補助金1,000万円を計上しております。歳出で申し上げました産業用地整備事業に充てるということで、先ほど申しましたように県内で10の市町村が選ばれて、本市はいち早く手を挙げておりましたので、それに選ばれておるということで1,000万円入っております。  次に、繰入金では、財源調整のため財政調整基金繰入金1億9,246万3,000円を計上しております。なお、今回の補正予算編成後の財政調整基金残高については、10億9,900万円となっているということであります。  また、市債では、総務費に道の駅整備事業債4,650万円を計上したほか、先ほど歳出で説明した福島県沖地震及び宮城県沖地震に係る災害復旧債5,710万円等を計上しております。  なお、私が所信表明の中で申し上げた新型コロナウイルス感染症対策のうち、新型コロナウイルスワクチン接種については、64歳以下の方も含めて、現在予算に計上している総額2億4,482万5,000円により接種を進めてまいりますが、今後新たに必要となる経費が生じた場合は、臨時議会等の開催も含めて、適宜予算を議会に上程してまいりたいなと思っております。コロナワクチンについては、やっぱり待ったが効かないと、やはりいち早く、国の大きな施策でありますし、県はそういう方向で動いております。私としては、国、県の方針を含めて、そこの中でもモデルになれるようにワクチン対策に全力を傾注していくという考えであります。  次に、議案第70号 令和3年度東松島市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、既定の予算総額に654万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を33億8,902万円として編成しております。  歳入歳出予算のうち、歳出では総務費の一般管理費に介護保険制度改正に伴うシステム改修業務委託料654万4,000円を計上しております。  次に、歳入では、国庫支出金の介護保険事業費補助金に歳出で計上したシステム改修経費の2分の1に相当する327万2,000円を計上するとともに、その残額は一般会計からの繰入金としております。  次に、議案第71号 令和3年度東松島市下水道事業会計補正予算(第1号)についてですが、予算第2条に定める収益的収入では、収益的支出の総額を18億1,562万3,000円として編成しております。まず、収益的収支については、支出では3月20日発生の宮城県沖地震による公共下水道施設の災害復旧事業費として220万円を計上しております。  次に、予算第3条に定める資本的収支では、資本的収入の総額を7億2,824万5,000円とし、資本的支出の総額を11億775万4,000円として編成しております。また、資本的収支について、支出では第1款公共下水道事業、資本的支出で令和2年の復旧関連事業費が確定したことにより、一般会計への補助金返還金1,791万1,000円を計上しております。  次に、収入では、第2款農業集落排水事業、資本的収入の他会計補助金で、汚水管渠建設改良費に充てるため、一般会計からの補助金5万2,000円を計上しております。  さらに、第4条企業債では、公共下水道事業の災害復旧費に充てるため、220万円追加しております。  以上により令和3年度各種会計補正予算の概要説明を終わりますが、何とぞ慎重にご審議を賜り、ご可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
    ○議長(小野幸男) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) まず、定住化促進事業についてお尋ねいたします。 ○議長(小野幸男) すみません、何ページでしょうか。 ◆10番(五野井敏夫) これは16ページです、補正予算の16ページ。それと、あとは同じく17ページの空き家等の活用事業の件、それと22ページの令和の果樹の花づくり事業、これについて。それと、あとは24ページ、企業誘致推進事業、この中の産業用地整備事業の1,000万、これの業務委託について、それとあと25ページの橋梁施設の長寿命化対策の中で、修繕の業務委託料で6か所とあって750万、これについてお尋ねいたします。 ○議長(小野幸男) 復興政策部長。 ◎復興政策部長(浅野吉彦) それでは、お答えいたします。  まず、市長冒頭申し上げましたとおり、今回の補正予算は当初予算が骨格予算になったため、政策的な事業が盛り込まれております。特に今回第2次総合計画の後期基本計画の中で、「住み続けられ持続・発展する東松島市 ―地方創生のトップランナーをめざす―」という将来像を掲げておりますが、トップランナーを目指すには、やっぱり人口の維持、確保が大事でありまして、その中で若い世代を中心とした方々の移住、定住が肝要と考えておりまして、今回定住化に向けた事業、それから空き家対策等の事業を計上しております。詳細につきまして、あと担当課長のほうからご説明を申し上げますが、内容につきましては申し上げたいと思いますが、それぞれ業務委託等によりましてこの事業は推進したいというふうに考えています。  あと、私からは以上です。1点目……     〔「概要からすればいい、概要」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部長(浅野吉彦) まず、定住化促進事業でございますけれども、16ページになりますけれども、こちらは移住定住モニターツアーの業務委託料ということで、504万4,000円を計上しております。こちらにつきましては、本市への市外からのお試しツアーを行う部分につきまして、これまで大手の旅行会社等に委託しておりましたけれども、議会からのご意見もございまして、もっと有効に活用してはどうかということで、今回市内の事業者のほうに業務委託しまして、市外からのモニターツアーを実施するというものでございます。  それからあと、併せましてその下にありますお試し移住参加者交通費補助金でございますけれども、こちらは移住定住モニターツアー以外でお試し移住される方いらっしゃいますけれども、この方々に交通費を最大1万円支給するものでございます。  それから、その下にございます好きです東松島おかえり事業につきましては、こちらも今回目玉となる部分でございまして、東松島市出身、あるいは宮城県出身の方が東松島市に再度転入する際に、その移転費用を最大30万円、複数世帯の場合は30万円補助するというものでございます。     〔「財源は分かっているの」「財源」と呼ぶ者あり〕 ◎復興政策部長(浅野吉彦) 財源につきましては、それぞれ地方創生交付金で、国のほうから2分の1補助がございます。 ○議長(小野幸男) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長(八木哲也) では、空き家等利活用推進事業につきましてご説明いたします。  今回計上しております予算につきまして、まず大きなものとしまして空き家調査業務委託料ということで300万円計上してございます。これは昨年度総務省で行われました郵便局の配達員さんを活用して空き家調査を行ってございますが、その際に赤井と大曲地区の空き家調査を行っております。今回の300万につきましては、それ以外の地区、矢本、大塩、野蒜とか、そういった地区の空き家調査を予定してございます。そのほか、昨年度その総務省のモデル事業を活用しまして調査をいたしました空き家について、空き家の所有者の意向確認ということで、それぞれの通信運搬費ということで、郵送による意向確認というような形で行う予定で計上してございます。 ○議長(小野幸男) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) それでは、令和の果樹の花里づくりの委託料の部分で説明させていただきます。  昨年と今年で、合わせまして既に400本ほど果樹のほうを植樹してございます。そちらのほうの維持管理費ということで、当初で100万円、今回100万円で、合わせて200万で今年度の維持管理をしていただくということで、内容といたしましては薬剤の散布、あるいは果樹の剪定、それから除草が主な業務内容になっております。     〔「面積、面積」と呼ぶ者あり〕 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) 植樹している面積は、1.1ヘクタールでございます。 ○議長(小野幸男) 商工観光課長。 ◎産業部商工観光課長(難波和幸) 産業用地の整備促進事業補助金の関係についてお答えいたします。  こちらについては、対象調査といたしましては、立地の動向調査、市のほうでどんな企業……こちらのほうで進めようとしている企業の業種別の動向調査、あとは土取り場、インターチェンジ周辺、今の工業団地の周辺も含めた適地の調査、併せましてそれに係る環境影響の調査と、そういったものを含めて県の補助金の10分の10という形で委託で行う予定になっております。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) それでは、橋梁維持費の橋梁施設長寿命化対策事業の内容についてご説明いたします。  まず、調査測量設計で1,600万円計上しています。この中で、先ほど質問のあった定川、あと赤井堀に架かっています橋、6橋の補修の設計業務を予定です。それから、750万で計上しています長寿命化の修繕計画修正業務というほうですが、これは対象となっている全体の橋の数が207あるのですが、それらの残っている修繕計画の橋梁の順位づけとかの見直し作業を行う業務を計上しております。 ○議長(小野幸男) 10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 今るるお答えいただきましたけれども、再質問させていただきます。  これ定住化促進事業につきましては、お試し移住参加者交通費補助金でいわゆる70万計上してありますけれども、1回につき1万円ということですが、ちょっと1万円では安過ぎるのではないかというふうに思います。1回ということは、往復ということですよね。ですから、これで間に合うのかどうか、その辺お尋ねしたいというふうに思います。  それと、あと空き家対策の業務委託料でございますけれども、今度矢本、大塩、野蒜地区を対象としてやるということなのですが、最終的に何を目的としてこれをやっているのか、その辺をお聞きしたいなというふうに思います。  それと、あと令和の果樹の花里づくり事業でございますけれども、前年度100万と100万で200万計上してあるということなのですが、1.1ヘクタールで400本植栽してあると、これで200万で本当に間に合うのかというふうな疑問も私感じます。要するにこの維持管理ということは、例えば枯れた部分は植え替えするという部分まで当然入ってくるのではないかなというふうに思いますけれども、そういうふうに考えた場合に、本当にこの200で間に合うかというふうなことなのです。まず、その辺を確認しておきたいなというふうに行います。  それと、あと企業誘致推進事業の中で1,000万、これ適地調査委託料ということで、今その土取り場等の問題で、その辺も考えておると、あるいはインター周辺も考えておるということなのですけれども、いわゆる最終的には工業用地として提供できる土地を用意するのだというふうな意味合いだと思いますけれども、私工業用地として提供する場合は、いわゆるまちで貸与するのか、それとも進出してきていただく企業に買っていただくのか、それによって業態が変わってくると思うのです。基本的には、まちで用意する場合はまちのスタンスでやっていけばいいわけでございますけれども、これ企業が進出してきて、その用地を買うとなると、将来の担保能力の問題も出てくるのです。いわゆる事業をやっていて、運転資金として、あるいは設備資金としてその土地を担保に入れるというふうな場合は、いわゆる立地条件がそろって、ある程度担保価値ができてくるような土地でないと、企業としては存続が難しくなるのでないか、そういった場合本当に土取り場でいいのかと。また、土取り場の場合は、いわゆる企業、土を取るという段階のときに、その採取する事業者が既に土を取った後の利用計画まで出しているはずなのです。その利用計画に沿ってやっていても、結局まちのほうでこうだからというふうなことを否定して、そこも工業用地として提供してくのか、その辺もあると思うのです。  それと、あとこの工業用地の場合は、いわゆる道路の問題、そしてまた上水道の問題、こういう問題も全部引っかかってくるわけなので、単に広くて、安価で、ここがいいのではないかというふうな土取り場跡地とか、これは簡単に言えないのではないかなと私は思うのですけれども、その辺についてまずお尋ねします。  それと、あとさっきお話ありました橋梁の長寿命化事業に対しての委託料でございますけれども、207か所のうちの6か所だということでございますけれども、しからばあと幾ら残っているのだというふうな話になりますが、その辺も確認しておきたいというふうに思います。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 何点か質問ありましたけれども、大きなところだけ私のほうからちょっと申し上げます。  令和の果樹の花里づくり、全部で200万で、1町歩以上の梅の管理できるのかということです。やはりものすごくかけたいという人もいるのです、かけて立派にしたいということはあるのです。ただ、私とすれば、梅を取って何ぼの世界、もともとのこの発想が野蒜地区が観光地として一定の、本市の観光の一番メインの場所なのに、被災元地が草とか柳とかみんな生い茂って、夜なんか行ったら怖いような状況になっていると、これでは観光地としてどうにもならないのではないかと。それで、何とかこの草とかその柳とか、そういうアカシアの木を対処できるようなきれいな地域にしなければならないのかというところがスタートです。それで、何かできることないかといったとき、まさに今の総理が3年ばかり前に令和というのを、元号を出したのです。それのときに歌った歌が「初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き」ということで、そういう万葉集が出たものですから、私はこれを令和ということで梅を使えば、この雑草対策何とかなるのではないかということで、その後復興庁に出したのです。それが復興庁からすれば、こういうのは5年とか8年ぐらい前にやってもらえば予算つくのですが、今ここではなかなか難しいよということで、再三やり合っていたのですが、結果的には菅総理が宮城県内で一番被災地訪問の最初に東松島を選んでくれたということも含めて、1億数千万の補助金が来ることになったのです。しかし、そういうことで、それ事業的にそれをやるのだけれども、そこにはやっぱり農業法人なりが将来管理するような体制つくらなければならないのですよというのもあるのです。だから、そういう面で農業法人に、言われるようにこっちから出したのでは、やはり市民から見て、梅取るのに何だ何千万もかけているのかなんていうことになるので、それは駄目だということで、最低の経費をまず上げろと、その中で本当に必要であれば追加もやむを得ないと。昨日も実は石巻、県の東部振興事務所から所長以下、皆さんに来てもらって、そしてあと樹木関係のプロの人にも来てもらって、梅の植えているところだのを見てもらって、このやり方ならいいのではないかということでいろいろやって、私とすれば最低の維持管理を、最初から大きなことをやっては後々大変になるので、まずは少なくやって、その中で必要だったらもう一回また、問題は先ほど言ったように除草なのです。だから、除草にも今後、あまり銭かからないように、本当は最初俺シート張って植えたらいいのではないかと思っていたのですけれども、それよりも今は木のチップをもう敷いて、草生えないようにしようということで、チップを再利用しているのとか、あとは剪定と消毒だけなのです。だから、剪定もプロにいろいろ教えてもらうとか、県のほうから教えてもらう。あと、消毒も昨日の話では、4回か3回ぐらいやればいいのかねなんていう話も聞いたので、それぞれのやつで一番最少でやれるほうをどうだということで、まずは今のところ200万つけてスタートしておくというのがその令和の果樹の花里でありますので、ご理解いただきたい。  それから、工業用地の1,000万の関係なのですが、これは本市のひびき工業団地、既に全部埋まりました。あそこは、やっぱりインターが近くて、ひびきは非常に地盤がよかったのです。一番のメインは、東京エレクトロン関連のサワさんが第4工場まで既に造っていただいて、今年の12月頃までには、全部であそこも100人規模の従業員が入るようになります。しかし、あとはないのです。やはりそれで、県のほうにいろいろ調査何とかならないかと話ししたところ、県のほうでもいろいろ、では1億の予算取るから、その中で県内で10市町村を対象に、本当に工業用地が必要な地域、市町村に手を挙げてもらってまず調査を、調べようと。その調査というのはどういうものをするかというと、基本的にはインターからどうとか、道路、メインからどうとか、そして水の関係は、排水とかどうとか、そういうものを踏まえて、道路とのアクセス、水道、電気、そういう基礎調査をまずやろうではないかということです。だから、それをもって、あとはそれぞれここはこういう土取り場、私とすれば登米なんかではやっているのがやはり土取り場を使った活用なのです、登米のほうでは、工業団地。それが要するに、鳴瀬のひびき工業団地も、ご案内のように当初は工場が進出しなくて、当時かなり鳴瀬町としても苦労した場所です。だから、あまり投資かけて大きなものを造って来なければ、最終的には何やっているのだということが、皆さんの批判が出てくるので、まさにそういうものも十分考慮しながら、適地としてどこがあるかということで、まず何か所かを調査してもらって、その中からやっぱりここがいいなとかということで絞っていってやりたいと。もちろんそこには、先ほど言ったように、要するに水道とか、アクセスの道路、道路どうなるか、電気、こういうものを十分に考慮した中でやっていきたいなと思っております。  あと、一定の、それから図面とか、そういうのも作らなければならないわけですから、そんなに精度のいいものを作るということではないと思うのです、1,000万ですから、それ全部県の金でやるわけですから。そこで、適地をどこにするかと、私とすればインターにできるだけ利用者としては近いところというか、そういうところをまず考えたほうがいいのではないかということで、価値としては、土地の価値としてはどうだかは別にして、まず企業として一番利用しやすい場所を選んでいこうかなという考えです。この程度であれば、もしやっても大きな負担というか、市民全体に負担がかからない方法がいいのではないかなということで考えているというのは、そういう状況で今回上げていますので、ご理解いただければ。  あと、細部は担当のほうから説明させます。 ○議長(小野幸男) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長(八木哲也) では、お試し13か所の交通費の補助でございますが、70万計上してございます。これにつきましては、昨年度までは交通費の支給をしておりませんでした。これまで本市に真剣にといいますか、移住したいという方々がその土地、本市の内容を知りたいということで、お試し移住でいらっしゃっていまして、交通費も自己負担、あと宿泊については本市にお試し移住で利用できる施設、東矢本駅のところにつながる家という施設がございまして、そちらをご利用いただいております。宿泊については、料金はないという形ではあるのですが、そういった形で今後本市の移住を促すために、交通費1万円ということで、議員からは安いのではないかということなのですが、東京からいらっしゃれば2万円程度新幹線使ってかかると思いますが、その2分の1ほどを補助するというような内容でございます。  それからあと、空き家の調査業務委託料でございますが、今回、昨年度大曲、赤井地区をやりまして、平成29年に調査をしたときに217件の空き家がございまして、昨年度の調査におきまして、98件ほどが再活用されていると、何らかの活用をされておりまして、新たに空き家として見つかっているのが22件で、現在141件ございます。そのほかに今回赤井、大曲地区以外の空き家の実態調査を行いまして、最終的に危険空き家と言われる、通常管理していなくて、防犯、防災上何らかの支障があるという建物の状況、それから今後の本市の移住、定住に向けて活用できる空き家、その調査を行いまして、それを所有者の方にご確認をさせていただいて、本市とすれば移住、定住のほうの空き家の利活用を進めてまいりたいと考えております。今回移住、定住の相談結構多くなってございます。その中で、どうしても新築住宅というのがなかなか厳しい方もいらっしゃいまして、あるいは本市移住して少し農業をしながら住んでみたいという方もいらっしゃいまして、そういった方々の需要が多くなってございます。残念ながら、本市今まだ空き家バンクの登録少ない状況でございますので、そういったところで空き家の所有者の方の意向を確認して、その空き家バンク登録のほうを促していきたいというところでございます。  以上でございます。 ○議長(小野幸男) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) 令和の果樹の花里づくりの関係につきまして、市長の補足をさせていただきます。  管理体制につきましては、農業法人ということを想定しておりまして、これは復興交付金事業におきまして、農業法人の運営というふうな形で交付申請のほうをしているというふうな状況でございます。本市では、昨年度3月に、市内の農業法人等の連絡協議会設立されておりまして、この連絡協議会のほうにも、各農業法人のほうにこういった事業の内容を説明させていただいております。今後の管理体制に向けまして、ぜひ協力いただきたいというふうなお話をしておりまして、現在農業法人のほうからその意向を伺っているというところでございます。経費につきましては、市長も申し上げましたとおり、消毒、剪定、貯蔵ということで、今現在はこういった200万円というふうな金額の中で想定しておりますけれども、今後実際に事業者が決まった段階で、やはり金額的な部分についての管理費用ということで、当然調整というふうな部分は出てきますので、その中で改めて細部のほうは調整させていただきたいというふうに考えております。  それから、新たな産業用地の確保ということで、これも市長のほうからるる答弁したとおりでございますけれども、あくまでも今回の調査で幅広く適地を調査いたしまして、その中から民間の所有地も含めて今後適地、インフラも含めた形での候補を絞り込んでいくということでございますので、それに向けた幅広な調査ということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(小野幸男) 建設部長。 ◎建設部長(小野尚志) 続きまして、橋梁施設の長寿命化対策事業についてお答えいたします。  この橋梁の長寿命化対策事業につきましては、5年ごとに橋梁の点検を行いまして、その中で健全、予防保全段階、早期措置段階、緊急措置段階ということで4段階に分けさせていただきまして、これまでも事業のほうを進めさせていただいております。今回の6橋につきましては、区分2、区分3という判断をしておりまして、今回実施設計のほうを行いまして、工事のほうを行うということにしております。今回の6橋で1回り目の最終の6橋になっておりますので、この6橋終わりましたらまた5年後に点検をさせていただいて、その都度計画的に修繕をしていくということにしております。  以上です。 ○議長(小野幸男) 10番五野井 敏夫さん。 ◆10番(五野井敏夫) 1点だけ、再々質問させていただきます。  企業誘致関係のやつで、まず1,000万の整備事業費、委託料なのですけれども、これ確かに登米のほうでは土取り場ということで、登米の工業団地、あそこは県道に隣接している、登り口から行って右側の土地なのですけれども、場所としてはまちからちょっと離れてはいますけれども、非常にいい場所でございます。たしか北方の手前ではないかなというふうに思いますけれども、本市でではそれだけの場所が、土取り場として今あるような場所、あるいは広大な土地があるかというとなかなか見受けられないなというふうに思います。  それで、あとやはり今後こういうふうな業務委託やる場合は、進出してくる企業の身になってやっていただければなというふうに私は思います。さっきもお話ししたとおり、要するに上水道の問題、電気の問題、道路の問題、それとあとは、何回も言いますけれども、銀行に対して借金する場合の担保価値が高くつくような場所でないと、企業存続するのはなかなか難しくなるというふうに私感じますので、その辺も含めた中での業務委託、あるいは委託後の検討をしていただければというふうに思います。いかがですか。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 工業団地も大きく、例えば物すごい面積でやるというの、それは格好もいいのですが、今は必ずしもそれが、やっぱり自然との、辺りとの調和なんかもあるのです。やっぱり辺りに緑、木なんかがあって、その中で求めているのが我々は1町5反歩、1万5,000平米でいいのだとか、そういうことがいろいろ出てくるのです。やっぱりそのお客さんの環境と併せて、そういうところで、だから私とすれば大きくやればやるほど様々な問題が出るのですけれども、やはりお客さんの、企業様のどちらかといったら希望に添えるようなところで、要するにクラスターというか、ブドウで言えばその都度房ごとに、全部がんとやるのではなく、そのごとにやって、環境との調和、そういうものを考えた企業団地、企業の用地を探していってもいいのではないかなとは思っているのです。そこで、あとは今五野井議員言うように、銀行との担保の問題とか様々なものが、それはだからその辺のところで貸すのか、売るのか、それも含めて今後進出する企業の皆さんとの関係だと。今回は一応広く、本市としては基本的には、企業用地がもうほとんど持ち合わせはなくなったのです。こちらの大曲浜のほうのみそらについても、残っているのが3つ、4つの区画しかないし、あとグリーンタウンについては、小松さんの用地だけしかないということで、本市のものはないのです。だから、そういう面でこれから将来に渡って企業誘致していくためには、やはり今調査しておくべきでないか、その中からいいのではないかというところをいろいろ何か所か、県の指導なんかも仰いで、現在の県の担当のほうから、企業の希望というのは今こういう流れになっていると、そういうことを十分に取り入れて、ここにやるか、ここにやるかというのを進めていきたいという考えですので、理解いただきたいなと思います。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。8番櫻井 政文さん。 ◆8番(櫻井政文) 幾つかお伺いいたします。  まず、説明書の19ページですけれども、民生費、子育て世帯生活支援特別給付金の例えば給付金のスケジュールとか、その辺のところをもうちょっと詳しくお知らせください。  次に、21ページ、衛生費なのですけれども、人件費の時間外勤務手当250万とあるのですけれども、病院関係者のご説明ですと、何か勤めている方が休む暇もなく対応に追われていると聞いていますけれども、職員の健康維持とかちょっと懸念されるのですけれども、その辺は大丈夫なのかお聞きしたいと思います。  同じく衛生費の指定廃棄物保管事業の保管テント管理業務委託料ですが、この管理はいつまでの期間を要するのかお聞きしたいと思います。また、これ多分オープンにできないかもしれませんけれども、もし保管場所をお答えできるのあればお聞きしたいなというように思います。  次に、22ページの農業費なのですけれども、農業振興対策事業の産業祭負担金300万とあるのですが、この金額で大丈夫なのかというのと、あと産業祭のその企画運営を担う主体者はどなたなのか、もし決定しているのであれば教えていただきたいと思います。  最後に、23ページの農業費なのですけれども、圃場整備促進事業の西小松地区の農家負担割合と整備率についてお聞きしたいと思います。  以上です。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 産業祭について、私からまず。産業祭について、実は東日本大震災で10年になりまして、その間そういうものが全然できなかったし、私としては矢本町時代には農業祭というのをやって、市の体育館使って、まさに収穫の喜びとか、そういう農業技術講習のために、例えば稲株を出して長さとかいろんなものを、あと例えばそれぞれ白菜とかキャベツとか、そういうもののそれぞれの野菜のある意味品評会、そういうものをやったりしていいものを作る、そしてそこ終わったらその場で次の日、3日間のうち最終日は販売するような形で、市の職員挙げてよくやったのです。あと、鳴瀬で言えばカキ祭りなんていうのをやって、鳴瀬は鳴瀬でまさに多くの人が来てやっているのです。こういうものが基本的にあまりできかねたもので、一つの復興の証として、やはり産業祭なりして、少し一次産業を、私のマニフェストなんかも含めて、議員さんほとんどの方々が何とか一次産業をもう少し振興させろと、そしてやっぱり一次産業が振興することによって、農村、漁村が活性してくるということは、これ考えですので、そういう面で私とすればこの機会に産業祭やろうと、そしてそこに新しく、今までは工業とかそういうのは入っていないのですが、商業とかも、やはりそこには例えばうちのほうの牛タンとかなんとかも、ふるさと納税などで結構頑張ってくれているものたくさんありますし、あとサワさんとか、そういう金属機械の問題とか、いろんなものも今新しく進出しているので、オール東松島で今度産業祭りみたいなのをして、1回みんなで心一つにやったほうがいいのではないかと。それに併せて、できれば自衛隊のほうにも協力して、その日午前1回、午後1回ブルーインパルスの展示飛行できないかというのは、先ほど私が説明したのがそういうことなのです。だから、この300万で安いのではないか、もちろん担当課からはお祭りだからどんがりとして全部委託してやりたいから何百万と来たのですが、そういうものでなく、人に任せるのではなく自分たちでもう少しやろうではないかということで300万つけています。実際最終的にはいろいろ設計してみて、やっぱり100万足りないとか出てくるかもしれません。そのときは、また9月に補正予算を考えますけれども、まずはこの300万でやるということで、湯水のように金あるわけでないので、そういうことでまずはそこからスタートしてみようというのの発想ですので、理解いただきます。  あと、担当のほうから。 ○議長(小野幸男) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) それでは、私のほうからご質問ありました子育て世帯生活支援特別給付金のスケジュールについてお答えいたします。  住民税につきましては、6月中に決定する予定でございます。それに基づきまして、子育て支援課で対象者、確認可能な世帯については、申請書提出不要と考えておりまして、この不要な世帯については、7月中旬に振り込む予定でございます。  それからあと、申請書必要な世帯も出てきます。こちらの世帯については、8月中旬に振込を予定しております ○議長(小野幸男) 総務課長。 ◎総務部総務課長兼工事検査室長兼選挙管理委員会事務局長併固定資産評価審査委員会書記長(勝又啓普) では、私からは、感染症対策費の人件費、時間外勤務手当について回答いたします。  今回250万計上しておりますけれども、その中で職員の健康状態というご質疑をいただきました。大変心配していただきまして、ありがとうございます。コロナ禍ということで、どうしても対応が、最近であればワクチン接種といったこともございまして、土日、夜間に稼働することが大変多くなってございますので、その中での時間外が増えているというところでございます。職員の管理につきましては、月45時間を超えた場合につきましては、その管理職が面談をする、また80時間を超えた場合には、これが2か月以上続いた場合、これ産業医の面談を受けるといった形でケアを行っております。一番は、労働時間をできるだけ少なく、効率化できればいいのですが、コロナ禍の中なかなかそれができないというところもありまして、大変職員頑張っておりますので、その辺も議員さんもぜひ評価いただければありがたいと思ってございます。お願いいたします。 ○議長(小野幸男) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(内海光義) 次に、指定廃棄物の保管、こちらのほう、まず保管はいつまでかというところでございますけれども、こちらについては国の指定廃棄物ということになりまして、国からの指示とかというのもございません。それで、いつまでと言われるとまだここ当分の間ということになるかと思います。  あと、場所とかにつきましては、いつもちょっと本会議のとき出たことあるのですが、市内に1か所あるということだけでご理解いただけるとありがたいと思います。 ○議長(小野幸男) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) 22ページ、産業祭の関係の市長の補足をさせていただきます。  今回の産業祭、11月に開催を予定しておりますが、先ほど市長が申し上げましたとおり、一次産業、農業、漁業のみならず、今回は商工業並びに製造業も含めた形で総合的に行うということでございます。予算につきましては、今後商工会、関係事業者、農協、漁協含めた実行委員会を立ち上げまして、そこで詳細を決めていくということで、具体的に内容が固まった段階で、その事業費についても適正かどうかということで今後調整させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(小野幸男) 農林水産課長。 ◎産業部農林水産課長(大崎昌宏) それでは、23ページの圃場整備事業の県営圃場整備事業西小松地区の質問のほうにお答えいたします。  今回西小松地区ですが、全体128.4ヘクタールほど整備する予定でございます。事業前倒しで、増額で工事を行うということで、市負担分を今回補正で計上したと。それで、農家負担につきましては、基本的には12.5%が農家負担ということになります。ただし、一定の集積の条件等で緩和になるという場合もございます。  それから、市の圃場整備率でございます。これにつきましては、昨年の12月現在でございますけれども、68%ほどの整備率ということで、県全体で69%程度ですので、若干県全体よりは下回っているというような状況でございます。 ○議長(小野幸男) それでは、暫時休憩します。    午後 2時29分 休憩                                              午後 2時39分 再開 ○議長(小野幸男) 再開します。  休憩前に引き続き議事を続行します。  ほかに質疑ありませんか。12番長谷川 博さん。 ◆12番(長谷川博) 数点お尋ねします。  予算説明書の19ページなのですが、前者もお尋ねしました民生費の児童措置費ですか、子育て世帯の生活支援特別給付金事業の関係なのですが、前者がスケジュール等もお尋ねをしまして、お答えもいただきました。当然ここのところには、そのシステム改修事業費もありますので、その申請なしでもというようなことはたやすく想像はできるのですが、この金額はそもそも予算措置したということで、対象世帯の見込み数どれくらいと捉えているのか、その辺をお聞きしたいと思います。  それから、次は25ページになります。土木費の道路新設改良費です。道路新設改良事業の中で、道路改良には多額の費用がかかるのですが、赤井堀西4号線の改良舗装工事並びに作田浦・月観14号線の改良舗装工事ということで、2件その工事費が計上されておりますが、矢本に住んでいてもなかなか路線名だけでは当該場所が分かりません。それで、その場所並びに改良工事の規模、内容等もお知らせいただければというように思います。  それから、3つ目ですが、これは29ページです。教育費の学校教育施設費ですが、大塩小学校の高圧受電設備の更新工事ということで、多額の費用かかっているのでありますが、私電気関係のこと詳しくないので、よく分からないのですが、突然こういうことが必要になったのか、それともの前々からこういった受電設備というのは、ある一定の経過年数で更新ということが織り込み済みでされているのか、もしかしたらその公共施設、市内にはいっぱいあるので、その辺の将来的な部分とかも考えられると、突然こういうふうになったら大変ではないのかなと思うので、その辺の捉え方はどうすればいいのかお聞きしたいと思います。 ○議長(小野幸男) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) それでは、ご質問ありました子育て世帯生活支援特別給付金に関する見込みの人数ということで、こちらについてお答えいたします。  見込みの人数は647人を見込んでおります。こちらのほうについては、市のほうで国のほうにこれまでの状況とデータを報告しまして、国のほうで算出した647人となっております。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) 道路新設改良費の2路線の事業概要についてご説明いたします。  まず、赤井堀西4号線につきましては、場所が有明の赤井堀の南北の通りになります。JR、久保土橋のところから、場所が石巻港インターまでの約700メーターの区間となっております。全体事業費で約8,000万ぐらいを見込んでおりまして、今年度の整備延長は120メーターを予定しております。幅員については、4メートルの車道に、あと幅広路肩1.2メートルぐらいの路肩をつけて、車が交互通行できるような幅員を確保する予定でおります。  それから、もう一路線、作田浦・月観14号線の事業概要です。JRの東矢本駅のところから、東矢本のあの防災拠点までの約300メーターの延長がございます。そこの用排水路の用地があるのですけれども、そこの用地を活用しまして、JRの踏切からそこの拠点までのところが歩道がない区間となっております。そこへ大きな側溝を入れて、歩道を確保して、避難時の歩行者の安全確保、それから通常の児童生徒の通学路の確保を整備する予定でおります。今年は、一部土地改良区の用地の買収等もあります。その関係で、施工延長は45メートルを予定しております。なお、歩道の幅については、おおむね3メートルぐらいを確保する予定でおります。  以上になります。 ○議長(小野幸男) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) 次に、大塩小学校高圧受電設備更新工事についてお答えします。  こちらの電気工作物点検におきまして、耐用年数を超えており、更新が必要との報告がございましたので、屋外キュービクルの更新を行うものでございます。 ○議長(小野幸男) 12番長谷川 博さん。 ◆12番(長谷川博) 了解しました。  再質問1点なのですが、冒頭子育て支援課長から答弁いただきました子育て世帯生活支援特別給付金なのですけれども、国との関係で647名の子供がその対象になるよというようなことなのですが、児童数で647人で、東松島市の場合はその子供たちの育っているいわゆる世帯か、それというのはどれくらいなのか、その辺もし分かればですけれども、お聞きしたいと思います。 ○議長(小野幸男) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。  ただいま手持ちの資料を持っておりませんので、後ほど回答ということでよろしいでしょうか。 ○議長(小野幸男) よろしいですか。 ◆12番(長谷川博) はい。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 予算説明書の25ページ上段、新型コロナウイルス感染防止対策なのですけれども、これは先ほどちょっと市のほうから説明もありましたが、今年の4月5日から5月11日までの間に対して、まん延防止等重点措置の関係で21時以降の作業を自粛した場合に支給をしたわけですが、それ以外の方々を対象だというような話に今なっています。実は、この場合は、事前にそのお店の方々に、このような感じで自粛するようにというふうな対策の通知を出しているわけですが、今回これはこの期間に対して通知は出していないわけです。その場合には、どういうふうな形でこれを検証していくのかというようなことなのです。つまり1店舗当たり30万の協力金を交付するというような話にはなっていますけれども、その一定の対策を講じていることを考慮しというような話ですので、もしかするとこれは1件1件その対策関係の確認をするのかどうかというようなことを一応確認したいと思います。  それから、26ページですか、それも下段のほうですけれども、公園の施設の長寿命化対策事業の中、その工事を1,000万ほど今回計上していますけれども、この工事というのは実際はどのような内容なのかということを確認したいと思います。  それからあと、27ページ、これも下段のほうで、実は防災対策事業の中で太陽光風力発電設備バッテリー交換業務委託料というふうなのが213万1,000円という形で今回計上をしていますが、これも多分震災後にその風力、太陽光の施設関係を設置したかと思います。あれから大体10年近くたっているわけですけれども、今回は初めてのバッテリー交換なのかどうか、そしてこれもその先、その機械関係、設備関係というのは、さらにまた継続して使えるものなのかどうかというようなことの検証をどういうふうにしたらいいか、それを確認したいと思います。 ○議長(小野幸男) 商工観光課長。 ◎産業部商工観光課長(難波和幸) まん延防止対策協力金の関係についてお答えをいたします。  これに関しましては、この期間も含めまして、感染予防対策を講じているところに支給をしてまいりたいと思っております。各業界ごとに感染予防対策のガイドラインというのを示して出しておりますので、それを基にチェックリストをつくりまして、それでその業界ごとに出している予防対策をしっかりとやっているところについては、協力金を支給したいと考えているところであります。対象につきましては、飲食業、タクシー業を営む事業者につきましては30万円を交付予定です。また、運転代行を営む者につきましては20万円を交付予定としております。 ○議長(小野幸男) 建設課長。 ◎建設部建設課長(小山篤) 公園費の公園施設長寿命化対策事業の今年度の工事内容を説明いたします。  まず、対象公園が2公園、新沼公園と大溜公園を予定しております。それで、新沼公園につきましては、シーソー、滑り台、回転ジャングルジム、大型2連ブランコ等の遊具の撤去、更新ということで、新たに新しいものを設置する予定でいます。大溜公園につきましては、スプリング遊具、スペースシャトルの形のものなのですけれども、これを1基、これも撤去して新たなものに更新、設置する予定となっております。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) 議員のご質疑にお答えいたします。  太陽光風力発電設備バッテリー交換業務ですけれども、こちら震災後鷹来の森運動公園、市役所本庁舎、鳴瀬庁舎、矢本保健相談センター、老人福祉センター、大塩市民センター、赤井市民センター、小野市民センター、大曲市民センターに設置したものでございます。こちら2年に1度点検をしておりまして、その中で今回鷹来の森運動公園のバッテリーについて老朽化が著しいということで、交換するものでございます。  なお、その他の部分につきましては、継続して使えますので、2年に1度の定期点検をしながら、状況を見ながら随時交換していきたいと思います。 ○議長(小野幸男) 市長。 ◎市長(渥美巖) 商工課長言ったのにちょっと私のほうからつけ加えますけれども、要するに9時まで営業、10時、11時までやっている人で、9時までにやめた人については1日4万円、そして31日ということで124万円を出しているのです、協力したということで。9時前に閉めた場合です、やめた場合。ただし、最初から9時とか8時半までしか通常やっていない人は、そこから外れるのです。30分ぐらいで124万、ほかの人たちゼロというのは、ちょっと同じ飲食店やっていても、それゼロというのはちょっとかわいそうではないかということで、そういう人でも何らかの対策、要するにいろいろな防止対策、パーティションやるとかいろいろやった人については、そもそも営業が8時半で終わっている人については対象外なのですけれども、そういう人たちについては一定の支援をしますよということで、これ30万円か、だから124万円と30万円の違いはあるけれども、そこに若干なりとも、同じようにコロナ対策に対して協力してやっているということで、それは対象にしましょうということで、こっちの独自のやつ、そういうことで理解いただきます。 ○議長(小野幸男) 2番土井 光正さん。 ◆2番(土井光正) 今の対象は分かったのですけれども、ここで要はその前回のまん延防止等重点措置の124万のときには、国の指針で1回だけ目視で確認すればいいというふうなことがたしかあったと思います。ですが、これで今回はそのチェックを、先ほどちょっとお話あったのは、チェックリスト関係でもってチェックしてもらう、これは何となくイメージ的に、もしかすると自己診断でやって書類を出せばいいというふうな話に聞こえるのですが、それでいいのかどうかというようなことを一つ確認したいということです。  それから、先ほどの公園の関係、これは遊具の話ではなくて、長寿命化、その対策工事というふうなものが1,000万のどういうふうなものなのかというようなことをお伺いしたと思いますけれども、その辺をお願いしたいと思います。  あと、鷹来の森関係、今年度バッテリー、一応やるというふうな話で、2年に1回のチェックの中で今回はその鷹来の森をするのだというふうな話で、その先まだまだ機械はもつよという話なのですけれども、それも今後、機械ですから、それをではどの段階までの事業というようなものがあるのかも含めて、少しこれは検討してほしいなと思っております。その辺いかがでしょうか。 ○議長(小野幸男) 産業部長。 ◎産業部長(山縣健) 協力金の関係でございます。対象の要件というふうな部分かと思います。今回のまん延防止等重点措置のいわゆる時短した飲食店等につきましては、県が行っております対策実施のポスターの取得、これが必須要件になっております。今回本市独自の、いわゆる通常9時以内に営業を終了し、今回の時短要請の対象とならなかった店舗につきましても、県と同様にいわゆる感染対策を講じているということで、その県の実施しましたポスターの取得、これを一応要件というふうな形で進めていきたいというふうには考えております。ですので、それを取得するには一定の感染対策、これが条件となっておりますので、その部分で対策を講じているというふうなことが確認できるかと思います。ですので、改めて店舗ごとを確認というふうな作業の部分は、一応想定はしておりません。 ○議長(小野幸男) 建設部長。 ◎建設部長(小野尚志) 続きまして、公園の長寿命化ということでお答えいたしたいと思います。  こちらにつきましては、公園の施設長寿命化対策事業ということで、市内の都市公園の遊具、それからベンチ等の施設の点検を行いまして、その点検の結果不具合があった施設について、長寿命化対策工事を行うということで、先ほど課長のほうから説明したとおり、今回の1,000万の内容につきましてはその2公園分の遊具の撤去、再設置ということで、更新作業をする長寿命化対策工事という名目で発注しております。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) ソーラー、風力発電等のシステムにつきましては、やはりバッテリーにつきましては寿命が来ますと交換するという形になりますので、そちらのほうはそのときの状況を見ながら随時交換していきたいと思いますが、そのほかの部品につきましては、その点検時に状況を見て、なるべく長く使えるように確認をして、長く使いたいと考えております。  以上です。 ○議長(小野幸男) ほかにありませんか。14番阿部 秀太さん。 ◆14番(阿部秀太) それでは、2ページです。市債についてですが、22億円ほどになっていますけれども、市債の上限についての考えを伺いたいと思います。  あと、27ページ、消防費、非常備消防事業の捜索活動手当とありますけれども、これについてはいつ頃から行われるのか。また、2月に野蒜でご遺体発見されております。長浜地区でも再捜索の声も上がっております。その辺の捜索の範囲について分かればと思います。  次に、29ページの教育費であります。小学校施設整備事業の大曲小学校の詳細について伺いたいと思います。工事設計委託料が2,900万、約3,000万ほどということでありますので、どんな整備事業内容なのか伺いたいと思います。それと、市長の所信表明にありました放課後児童クラブの新築整備、これも含んでお考えなのか、併せて伺いたいと思います。  次に、同じく29ページの図書館施設管理運営事業の光熱費376万の内容について伺いたいと。  次ですが、30ページの教育費でございます。社会体育施設維持管理運営事業の管理用備品700万円、これ何を購入するのか教えていただきたい。  それと、最後ですけれども、学校給食センターの運営事業で、給食費の徴収管理システム導入するわけですけれども、これが導入によりまして、現行と導入後、何がどう変わるのか、メリット、デメリットを教えていただければと思います。 ○議長(小野幸男) 財政課長。 ◎総務部財政課長(藤田英俊) 市債の借入れの限度額の考え方ということで説明します。  市債につきましては、基本的にそれぞれの対象事業がございまして、まずそれぞれの事業において補助金等もございますので、まず補助金等が幾らぐらい投入できるか、それに併せてその補助金の不足部分をある程度市債で補う、もしくは補助対象外の事業においても、ある程度公共施設的な整備の部分につきましては、市債の発行が可能でございますので、それらの事業費を勘案して市債の額を決定して、予算計上しているものでございます。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) 東日本大震災の行方不明者の捜索につきましては、時期につきましては現在消防団幹部、消防署、石巻警察署と協議しておりまして、秋の火災予防運動の頃に捜索をする予定で現在進めております。捜索範囲につきましては、5月に下見を行いまして、2月にご遺体が発見された野蒜地区、長浜地区につきましても候補として挙げておりますので、まだ確定ではございませんが、その周辺を捜索する予定で現在進めているところでございます。 ○議長(小野幸男) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) それでは、まず29ページの大曲小学校改築工事設計業務についてお答えいたします。  こちら大曲小学校の北校舎ですけれども、昭和42年、43年建築でして、老朽化が進んでいるということもございまして、令和6年、7年の2か年で工事を計画しております。それに伴う実施設計ということで、こちらは令和3年、4年の設計も2か年を予定しておりまして、2,988万円については前払い分ということになります。予算書の5ページちょっと御覧いただきたいのですけれども、こちら債務負担行為補正ございます。一番上の項目に、大曲小学校改築事業ということで、限度額7,470万、設計、現時点での見込額は7,470万なのですけれども、前払い相当ということで、3年度の予算を計上しているというものでございます。  工事の内容ですけれども、現在北校舎、それから西校舎あります。今児童数も減少しておりまして、西校舎については放課後児童クラブも入っていますし、あと特別教室として使用しているという状況でございまして、現在北校舎建っているところに1棟、3階建てのものを建築しようと今計画しております。以上でございます。  次に、同じく29ページの図書館の光熱水費でございます。こちら今コミュニティセンター大規模改修しておりますけれども、そのコミセンと同一敷地内にあるということで、データ1つでした。今回コミセンの大改造に伴いまして切り替えましたので、改めて図書館の電気料を計上したというものでございます。  次に、30ページ、社会教育施設管理の管理用備品700万円についてです。こちら、鷹来の森運動公園に移動いたします常用グラウンド整備機になります。不陸を整正する常用の機械ということでございます。  それから、給食システム、こちらにつきましては文部科学省から学校給食費徴収管理に関するガイドラインというものが示されております。こちらでは、市が徴収管理を行わなければならないということで、現在の給食費の徴収は学校ごとに徴収している状況です。それを市が一元管理するということで、今回システムの導入費用を計上いたしております。 ○議長(小野幸男) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼社会福祉事務所長(佐々木寿晴) それでは、ただいま教育部長がお話ししました大曲小学校の改築に伴いまして、市長の所信でも申し上げております大曲の放課後児童クラブの新築の件でございます。これにつきましては、今回の大曲小学校の改築とは別に、予算のほうも本年度、今後の臨時議会等で設計の予算を計上いたしまして、令和4年度完成の目標で進めていくことにしております。 ○議長(小野幸男) 14番阿部 秀太さん。 ◆14番(阿部秀太) 1つ、学校給食の件ですけれども、現行もなかなか給食費いただくの大変だったりしていますけれども、これ市の管理になって、債権管理どうしていくのかなというのが心配です。それと、このシステムというのは作り込みになりますか、自前で。それともパッケージとか、ちょっとその辺も細かいですが、分かればと思います。 ○議長(小野幸男) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) まず、システムにつきましては、パッケージを想定しております。多少のカスタマイズは必要になるかと思いますけれども、基本パッケージということです。  それから、債権管理なのですけれども、市税同様なのですけれども、督促状、それから催告状につきましては、教育委員会のほうで責任を持って発送、徴収に努めると、ただしやっぱりなかなか納めていただけないという方々もいらっしゃると思いますので、その際は収納対策課のほうに依頼するという形になろうかと思います。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。15番大橋 博之さん。 ◆15番(大橋博之) 24ページ、商工費であります。市内企業情報発信充実事業の詳細についてということをお聞きします。  それから、次の段の観光物産振興事業の手数料50万と、サポート業務委託料の委託先についてお聞きします。  それからあと、宮城オルレ事業の観光案内標識等の整備とありますが、どのような形でどの場所に整備をされるのかということです。  それからあと、26ページです。都市計画費であります。この中で、復興事業精算事務の道路公園台帳ほか補正業務委託料の詳細についてですが、5,000万計上されていると思いますが、この内容についてお聞きします。  それから、住宅費、ちょっと細かいのですけれども、市営住宅の管理事業の手数料とあるのですが、これは何の手数料かをお願いしたいと思います。 ○議長(小野幸男) 商工観光課長。 ◎産業部商工観光課長(難波和幸) 1点目の市内の企業情報発信充実事業についてお答えいたします。  こちらにつきましては、企業紹介に係る情報誌のほうを作るとともに、TURE―TECHのほうでご提案いただいた企業紹介の動画をつくりまして、これを学生のほうに提供していきながら、企業の雇用創出を確保、支援するという形になっております。  続きまして、持続可能な観光地域づくりのサポート業務に関しまして、こちらに関しましては市長の所信にもありましたとおり、持続可能な観光ガイドラインのモデル地区に選ばれているところであります。そちらのほうの国の予算を使いまして、仙台・松島DMOのほうと組みながら研修等を行う形でありますけれども、さらに観光事業者及び市内の観光従事者についても研修等を行いながら、この持続可能な観光地域づくりに向かって研修を積んでいくという形の業務の委託をするという形の業務になっております。  それから、3つ目の観光案内標識等の業務委託料につきましては、こちらにつきましてはオルレのコース内に、新宮戸八景の中の一つであります里浜のところに案内看板がまだないというところもありますので、そこに案内看板の設置をするという形の委託料になっております。 ○議長(小野幸男) 復興都市計画課長。 ◎復興政策部復興都市計画課長(森祐樹) 4点目になります。復興事業の精算事務としまして、まず1点目、道路公園台帳ほか補正業務委託料5,000万円なのですけれども、復興事業の効果促進事業で、去年、前年度末、もしくは繰越しでやっていた工事のほう、東名地区のコミュニティ広場ですとか、旧仙石線のコミュニティ道路化した土地ですとか、奥松島運動公園、その他もろもろの台帳です。運動公園の中に通っていた市道のほうも線形変わっていますので、そういったものの修正というので、結構な面積がありますので、このぐらいのちょっと金額になっております。 ○議長(小野幸男) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 5点目について回答いたします。  予算書の26ページの土木費、市営住宅管理事業の手数料の内容ですけれども、当初予算に計上しております小松、牛網別当住宅の解体工事に併せまして、事前にアスベスト含有の調査が必要となったことから、今回26万7,000円を計上しております。
    ○議長(小野幸男) ほかに質疑。4番手代木 せつ子さん。 ◆4番(手代木せつ子) 30ページと31ページ、文教施設災害復旧費の中なのですが、過日の福島県沖と宮城県沖地震による小中学校の災害復旧事業とあるのですが、それぞれの学校どのような被害があったのか教えてください。 ○議長(小野幸男) 教育部長。 ◎教育部長(小山哲哉) それでは、まず大曲小学校です。こちらにつきましては、まず機械室、こちらの外壁、内壁の亀裂と、それから講堂につきましては天井のボード一部損傷ということになっております。それから、矢本第一中学校、こちらにつきましては、校舎ですけれども、外壁、内壁の亀裂、それから新校舎と旧校舎の接続部分の損傷ということ、それから体育館についても外壁の亀裂、それから内壁は石膏ボードの膨れ、ちょっと剥がれているのかなというところで損傷、それから空調ダクトのずれといったところ、矢本第二中学校では校舎外壁、内壁の亀裂、それから北校舎へ行く渡り廊下なのですけれども、床のコンクリートがひび割れ、損傷していると、それから鳴瀬未来中学校です。校舎、こちら外壁の亀裂、内部天井に隙間が見られると、それから外周りなのですけれども、アスファルト舗装の沈下、こちらちょっと大きくて、沈下、亀裂が見られると、それから矢本西小学校につきましては、講堂、こちらは外壁の亀裂、それからガラスブロックの損傷と破損です。 ○議長(小野幸男) ほかにありませんか。3番井出 方明さん。 ◆3番(井出方明) 27ページ、1点だけ質問させていただきます。  非常備の消防費、大会の中止で一律減額になっているのですけれども、この大会というものはやはり消防の技量の向上とか、そういうものに資するものと思っておりますけれども、逆にこの大会中止になって減額することによって、市民の安心と安全を守っていただくための消防の技量の向上のために、例えば市内の大会とか、もしくは市民への展示とか、そういう機会を通じて技量を上げていただくための施策等は、大会に代わるものとして何か考えておられますでしょうか。 ○議長(小野幸男) 防災課長。 ◎総務部防災課長(奥田和朗) 議員の質疑にお答えいたします。  消防操法大会の中止、大変残念なところではございますけれども、これに代わるといいますか、技術の向上のために、日頃消防等の、火事とかあったときにすぐ対応できるという状況にやはり技術を上げなくてはいけませんので、まず消防の演習を現在予定しております。こちらのほうも、11月のほうに現在予定をしておりまして、そちらに向けて市内のほうで実施する方向で今進めているところでございます。また、7月には、新人の消防団の技術の向上のために研修会も予定しておりますし、既存の消防団につきましても7月から8月にかけて、技術の向上のため、研修会を各分団で行うことを準備しておりますので、おっしゃるとおり日頃の安全、安心のために技術の向上は欠かせないところでございますので、そちらのほうはこの総合大会がなくても、継続できるように対応を進めているところでございます。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。13番小野 惠章さん。 ◆13番(小野惠章) 16ページの定住化促進事業、前者の五野井議員もお伺いした事業ですけれども、好きです東松島おかえり事業助成金、これ新聞報道で出ていて、ちょっと分かったつもりでいたのですけれども、この前も何か変更点があって、市内に勤めていなければ助成対象とならないとかそういうことで、少しその設計がよく分からないので、そこの部分のところをもう一度詳しくお願いします。  それから、17ページの道の駅整備事業の3つの業務委託あるのですけれども、道の駅に関しては1つだと思うのですけれども、それぞれ業務委託されていますけれども、こうやって分けたほうが削減になるのか、共有部分がある程度あるので、一緒にしたほうがいいのではないかなという部分あったので、そこの部分のところを少し詳しくお願いします。  それから、同じく17ページ、まちづくり推進費の上町学供の500万円の修繕費、市長にも来ていただいて、現場確認いただいて、予算づけいただいたということはありがたいのですけれども、そこの詳細について、これ地区センターの役員の方とお話しいただいた上での中身なのか、また先日雨降ったときに商工会側のほう、前グレーチングがあって、そこに側溝があったのですけれども、それが今度エレベーター工事で塞がれてしまって、そこの勾配が逆勾配になって、そこに水たまりが大きくできた、完成検査のときにそこの部分確認したのか、また今回の部分でそれが手直し部分で入っているのかということの確認をお願いしたいというふうに思います。  それから、大島・小分木地区集会所の給水管の1,000万円の工事なのですけれども、随分水道工事で大きいなというふうに思うのですけれども、その詳細について。  それから、蔵しっくパーク管理運営事業の建物診断業務委託料なのですけれども、これはなぜ必要になったのかについても含めてお願いしたいというふうに思います。 ○議長(小野幸男) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長(八木哲也) では、お答えいたします。  まず、定住化促進事業の今回の目玉事業でもございますが、好きです東松島おかえり事業助成金としまして、今回補正予算に計上した対象となる部分につきましては、先ほど申し上げておりますが、本市または宮城県内の他の市町村の出身者というところがございます。その中でも、あと宮城県内に過去に居住したことがある、それから勤務経験があるという方も可能でございますが、その方々が本市に移住して、本市の事業所内に勤務した場合ということで今回対象としてございます。議員ご質問のとおり、以前新聞報道でお出ししたときは、市内の事業所というところの限定はなかったのですが、本市の移住、定住を進める上で、本市の事業所に勤務されている方というところでまず限定をさせていただいて、今後状況を見ながらというところで考えてございます。  それからあと、道の駅の関係でございますが、今回実施設計ということで上げておりますが、まず道の駅整備事業の用地実施設計ということで、今回道の駅につきましては道路休憩施設、トイレ等ですね、それから道路情報を発信する施設、それから地域の物産を販売、あとは食堂というような地域振興施設を予定してございます。その地域振興施設の今後の整備に当たりまして、道の駅の用地の開発行為が必要になります。今回予定している場所につきましては、市街化調整区域ということで、そういった建物を建てる場合に開発行為が必要であるということから、その用地部分の実施設計、防災調整池とか、雨水、排水関係の調査が必要となりますので、その部分で3,740万円の実施設計を上げております。  それから、道の駅の休憩施設実施設計業務ということで、先ほど申しましたトイレとか、道路情報施設、これは現在仙台河川国道事務所と協議を進めておりまして、既存の矢本パーキングにも同様の施設がございますが、2つというわけにもいきませんので、今後の一体施工を見据えた形で、今回その建物部分の実施設計を計上したというところでございます。  それから、最後の経済波及効果でございますが、今回道の駅の整備に当たりまして、完成後といいますか、そういった部分の経済波及効果ということで、利用者数の見込み調査であったり、本市への経済波及効果の推計を行うという業務でございます。  これを3本まとめてという形ではありますが、おのおの性質が違いますので、まず最初の用地の実施設計については、ある程度全体的な土木工事といいますか、そういったところの業務になります。それから、休憩施設のほうは建築の業務になりまして、最後の経済波及効果は金融機関系のコンサルさんの委託を予定してございますので、併せてお出しするというよりは、おのおの性質が違いますので、今回別々に予算計上させていただいているという内容でございます。 ○議長(小野幸男) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(柏木淳一) 質問の上町学供の修繕の中身でございますが、上町学習等供用施設は、集会所を含め5つの部屋ございます。こちらの、今回は建具、内装中心の修繕となっております。備え付けてある不備のある建具、こちらの修繕、取替え、それから汚損の激しいクロス、こちらの貼り替え、それから外窓大分滑り悪くなっておりますので、こちら戸車の交換というものが中心となった修繕となっております。地元の自治会長さんをはじめ、内装工事はしますよというざっくりとしたお話はしておりますが、具体的な話はこれからということでさせていただきたいと思います。  それから、グレーチング関連の水たまりについては、ちょっと具体的な報告はなかったものですから、実際のところを確認して対応させていただきたいというふうに思っております。  それから、蔵しっくパークについて、交流館の建物診断委託料ということでございますが、こちらのほう4月に入ってから柱と、それから建具の間の隙間、それから畳、床等の不陸大分大きくなっておりまして、仮検査ということで、現在市民協働課で設計士さん入っているところにちょっと頼んで見てもらったということがございます。それに併せますと、やはりちょっとしっかりとした建物診断が必要だということで、不特定多数が入る集会施設になっておりますので、まず安全を第一にしたいなという判断で、こちら建物の診断、集会施設に耐え得るものかどうかという診断を今回入れさせていただくということで上げさせていただきました。 ○議長(小野幸男) 建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(津田富彦) 私のほうからは、5点目について回答いたします。  予算書ページの17ページの地区センター管理運営事業の大島・小分木地区集会所の給水管工事の工事内容について説明いたします。今回大島・小分木地区集会所を設置する場所は、現在の大島の農村公園の敷地になります。現在市道裏谷地線の中に、大塩農村公園のほうに既設の給水管が口径25ミリ、こちらのほうが水道管の本管がある140メートルかけて水を引込みしている状況であります。今回集会所を建設するに当たりまして、口径が25では足りないということで、口径を40にアップしまして、舗装を壊して埋設した後、舗装復旧まで含めた金額で1,000万となっております。 ○議長(小野幸男) 13番小野 惠章さん。 ◆13番(小野惠章) 東松島おかえり事業助成金の再質なのですけれども、例えば主たる旦那さんが東松島に勤めていなくて、パートで奥さんが勤めますといった場合はオーケーなのか、そこの部分の確認と、それから上町学供の件ですけれども、さっき課長のほうから水たまりの報告が出ていないということでしたので、ぜひ地区の役員の方と改修の折しっかりとお話しいただいて、やはり善後策を練っていただければというふうに思っているのですけれども、その2点お願いします。 ○議長(小野幸男) 復興政策課長。 ◎復興政策部復興政策課長(八木哲也) お答えいたします。  定住化のほうの東松島おかえり事業のほうですが、今ご案内いただいた内容の部分については一応オーケーという形になります。どちらか本市に関係する方ということで、1世帯当たりという形で30万円という形になります。1回です。回数は1回になりますが、どちらか本市に関係する方であれば1世帯当たり30万という形になります。  なお、この事業につきましては、今回の補正予算ご承認をいただいた後、7月1日施行予定でございまして、詳細についてはそれまでに詰めてまいります。 ○議長(小野幸男) 市民協働課長。 ◎総務部市民協働課長(柏木淳一) 上町の水たまりの問題でございますが、関係の方立会いの下、対応させていただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(小野幸男) 子育て支援課長。 ◎保健福祉部子育て支援課長(大槻敦) 先ほど長谷川議員から質問ありました子育て世帯生活支援特別給付金に関する世帯数についてお答えいたします。  世帯数につきましては、算出していない状況でございます。先ほどスケジュール答弁の中で、非課税世帯が確定するのが6月中と答弁させていただきました。ということで、今後世帯数を確認することになります。  以上でございます。 ○議長(小野幸男) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) これをもって質疑を終結します。  お諮りします。ただいま議題となっています議案第69号から議案第71号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 異議なしと認め、議案第69号から議案第71号までは委員会の付託を省略します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小野幸男) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第69号から議案第71号までの3件を一括して起立により採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(小野幸男) 総員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日の会議はこれにて閉じ、散会とします。    午後 3時36分 散会...